- 「フィリピン留学以外の選択肢は?」
- 「アジア留学、何となくデメリットが多そうだけど、実際にはよく知らない…」
- 「費用は安そうだけど、英語圏に行くべきか迷う」
そんな方にオススメの記事。
前回に引き続き、アジア留学について取り上げてみたいと思います。今回は、英語の語学留学先としてオススメできる国と、気になるアジア留学のメリットとデメリットを挙げてみました。
前回の記事はこちら↓
(※追記)新型コロナウイルスの流行により、渡航が制限されています。必ず最新情報を確認するようにしてください。
この記事は、新型コロナウイルス流行の前に書かれたものです。
渡航が制限されている今、オンライン英会話や、オンライン留学などの選択肢も検討なさってみてください。
下記の記事は中国語ですが、オンライン留学について書いています。英語のオンライン留学とも共通する部分があると思いますので、よかったらお読みください。↓
(2021年9月12日追記)
こちらは留学ではありませんが、現時点でアジアの国々に行ける可能性がある海外派遣プログラムがあります!
私も数年前に合格し、派遣されました。
研修で語学も学ぶことが出来るので、現時点ではアジア圏に住む一番オススメの方法です。↓
実はアジアとイギリスが深くかかわっているのはご存知でしたか?もしアジアで学ぶことをお考えでしたら、参考になる記事かもしれません↓
以下、新型コロナウイルスの流行前に書かれた記事です。最新情報にご注意ください。
アジア留学でおすすめの国!
フィリピン
まず、アジア留学で一番に思い浮かぶのがフィリピンですね。セブ島留学は大人気で、いたるところで広告や留学体験記を目にするようになりましたし、首都のマニラ留学も人気です。どちらも物価が上昇してきているようなので、留学するなら今!かもしれません。(それでもまだまだ欧米留学に比べてだいぶ安いです。)
フィリピン留学がほかの国の留学と違うところは、
- マンツーマンレッスンが多いこと
- 丸一日カンヅメでガッチリ勉強(フィリピン留学がスパルタと呼ばれる理由)
- 平日は外出も禁止されている場合あり(これは治安の問題もあるそう)
短期集中でガッチリ結果を出したい人はフィリピン留学がいいでしょう。マンツーマンの学校が多いので、欧米留学より効果が高い場合もあるようです。
フィリピンに関して、昨今の台風被害が不安という方は、セブ島がオススメです。フィリピン人の友人に聞きましたが、セブ島は比較的、台風が来にくいそうです(100%来ないという保証はありませんが)。治安も良好なので、初めての留学にはセブ島がいいでしょう。
シンガポール
フィリピンと同じく、英語が公用語の国です。国土は狭いですが赤道直下の常夏の国で、治安もよく、ゴミのポイ捨てに高い罰金が科されることで知られていますね。
私もシンガポールで働く友人を訪ねて行きましたが、まあとにかく暑い!10分と外にいられない暑さ。もちろん、建物の中はどこも冷房が効いていて、上着がないと寒いぐらいです。
多文化の大都会で、観光やショッピング、ナイトライフを楽しむのには最高の環境だと思います。その分物価も高いですが、旅の延長で短期留学する方には最適かもしれません。
シンガポールに住んでいた友人が言っていたシンガポールのデメリットは、
- 国土が狭いので、嫌な人に会いそうでヒヤヒヤする(笑)
- 室内はどこも冷房がキンキンにきいていてつらい
- なんでもとにかく高い
- シンガポール英語(シングリッシュ)はやはりちょっと独特
とのこと。アジア留学の安さを期待するなら他国がいいでしょう。
マレーシア
旧宗主国のイギリスの影響を受け、かつては英語が公用語だったマレーシア。今は準公用語という位置づけだそうですが、今でも英語は通用します。そのイギリスの影響があり、インターナショナルスクールなどへの留学も人気ですね。
もちろん語学留学もできます。首都のクアラルンプールはもちろん、ビーチリゾートのペナンなどにも語学学校があります。ペナンにあるMy Tesolという学校は、学校名からも分かるようにTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages、英語を母国語としない人たち向けの英語教授法)を学ぶことができ、英会話講師になりたい人におすすめ。
もちろん一般英語のコースもあります。講師陣はネイティブですので、マレーシア訛りが心配…という方も安心。
イスラム教徒が多いので、マレー系のお店ではお酒の提供はないそうです。ほかには中華系、インド系と、多民族で構成されている国です。
タイ
私個人のオススメはタイ!本当は教えたくない(笑)、穴場の留学先です。
「え?だってタイはタイ語の国でしょ?」と意外に思われるかもしれませんが、タイでも英語の語学留学ができるんですよ。もちろんタイ語コースもありますが、英語コースもたくさんあります。
バンコクは観光でも人気の大都市ですし、都会が苦手な方はチェンマイ、ビーチが好きな方はプーケットという選択肢もありますね。
アジアと言えばフィリピン留学ばかり目立っていますが、それゆえに学費も物価もどんどん上がってきており、セブ島留学、マニラ留学などを調べると「まあ、ロンドンとかに留学するよりは安いけど…」と思うような価格。超破格!というわけでもありませんね。
でもタイ、特にチェンマイあたりだと学費も物価もとにかく安くて、治安もフィリピンに比べたらずーっといいんです。それでもってネイティブ講師がたくさん在籍していたりするので、デメリットと言ったら街で使われているのがタイ語だということぐらいじゃないでしょうか?
間違いなくオススメです。一番の人気がフィリピンだとしたら、一番の穴場はタイだと思います。
(2019.3.19 追記) タイ英語留学についての記事を書きましたのでよかったらどうぞ。↓
より多くの留学体験が読みたい方はこちらの書籍がオススメ↓
先生の資格をチェック!
その国のアクセントに心配を抱くのは当然ですが、一番大切なのは、通う語学学校の先生が、きちんとTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages、英語を母国語としない人たち向けの英語教授法)に関して学び、資格を取得しているかどうか、です。
アジア留学であっても、採用基準がその資格を持っているかどうか、と明示している学校は、質が保たれていると考えてもいいかもしれません。(それでも、合う合わないは行ってみないと分からないところなのですが…)
大学でTESOLを専攻した先生、または、Trinity CertTESOL、CELTAなど国際的に認知されている資格を取得した先生が採用されているかどうか、研修をきちんと行っているかなど、語学学校を探される際はその辺も注意して見てみてくださいね。
アジア留学のメリット・デメリット
アジア留学はメリットいっぱい
物価が安い
欧米に留学するとネックになるのが物価。そして、ヨーロッパやカナダなどになると地理的に遠いですので、航空券が高いのも気になります。
アジアの物価が安いのはご存知の通りですが、お得な運賃で人気の航空会社AirAsia(エアアジア)が、アジア各国をカバーしているので、それもまた留学費用を抑えるのに一役買っています。(上記のフィリピン、シンガポール、マレーシア、タイにはもちろんエアアジアで行くことが出来ます。)
留学前って「留学費用がもっとあれば~」と誰しも悩むのですが、アジアへの短期留学なら非現実な学費・旅費ではありません。
近い、時差が少ない
距離が近いと航空券も比較的安く手に入りますし、飛行時間が短いとそれだけ疲れも溜まらずに現地入りすることができます。それに加えて、ヨーロッパやアメリカに行くよりも時差が少なくて済みます。
これは短期間でめいっぱいエンジョイしたい短期留学や短期滞在の旅行の際には大きなメリットとなります。
ご飯が口に合う
東南アジアの料理って美味しいですよね~。タイのグリーンカレーやパッタイ、シンガポールのチキンライスなどは日本でも有名になりましたね。日本人の口に合うので、欧米の留学でよく聞かれる、「ご飯が合わなくてつらい…」ということはあまりないと私個人的には思います。
ただ、独特な香りのナンプラーや、日本で一大ブームを巻き起こしたパクチー(英語ではコリアンダー、中国語で香菜(シャンツァイ))などの食材が苦手な人は、結構いろんなものに入っているので注意。私もパクチー苦手なんですが、強い抗菌・殺菌効果があると言われているので、食べ物の痛みやすい暑い地域ではパクチーがよく使われていますよね。先人の知恵から学ぶ食文化もまた、留学の醍醐味です。
同じアジアという安心感
これはメリットと取るかデメリットと取るか、人それぞれかもしれません。ヨーロッパに何度か長期で滞在した私がアジアの国を訪れると思うのが、「やっぱり同じアジア同士、似ているところがあるなあ~」ということ。
それが、「心地よい」と思うのか、「物足りない、全然文化が違うところの方がよかった」と思うのか、それは感じ方次第です。
ただ、「まったくの異文化環境」で「孤独感」を感じてしまい、嫌になってしまったらもったいないです。180度違う環境を楽しむ姿勢も大事ではありますが、自分にはどちらが合っているかよく検討してみてくださいね。
アジア留学のデメリットも知っておこう
英語のアクセント(訛り)
これに関しては、前回の記事に書きましたのでお読みください。
治安
アジア圏に留学するデメリットは、治安があまりよくない都市があるということ。シンガポールのように比較的治安が良好な国もありますが、どの国でも大きな都市に行けば行くほど犯罪件数が多くなる傾向にあります。
これはアジア圏だけではないのですが、スリの被害には特に気を付けなければなりません。財布だけでなく、スマホを出していじっているとそのまま強奪されたりすることもあるそうなので、細心の注意を払いましょう。
私は海外に行くときは比較的安全な国だとしても、お財布にチェーンを付けてます。ホテルでも、スーツケースには常にカギをかけるなどの対策も必要になります。アジアに限らずですが、日本のようにいかない国が多いです。慎重にいきましょう。
しかしながら、今世界情勢が刻々と変化しており、一般的には安全と言われていた英語圏の国でも何が起こるか分からない時代になってしまいました。現地事情に詳しい留学エージェントに相談してみるのも手です。
高温多湿などの気候
私はアジアやアフリカ、カリブ海が好きですが、高温多湿の環境が苦手です…
夏大好き!ビーチ大好き!という人には問題ないかもしれませんが、私が訪れたシンガポールはさすが赤道直下、あまりの暑さに外を長時間歩くことができませんでした。(ただし、室内は寒いぐらい冷房が効いています。)
それから東南アジアは雨季と乾季、地域により台風の季節もありますので、渡航時期によっても過ごしやすいかどうか決まってきます。
逆に言えば、寒いところが苦手な人には楽園かもしれませんね!
衛生や感染症の問題
高温多湿ということもあって、食中毒が起きやすく、日本よりも衛生管理がしっかりしていないところが多いので、私のようにおなかが心配なタイプの方は特に、
- 屋台の食べ物は気を付ける
- 信頼のおけるペットボトル飲料水しか飲まない
- 生野菜、カットフルーツなど生の食品はなるべく食べない
などの対策が必要です。(ある程度お値段がちゃんとしているレストランなどであればきちんと衛生対策をしているはずですが)
宿泊施設も、グレードによってあまりきれいではなかったりするので、きれい好きの方はランクの高いホテルなどに泊まって安心した滞在を送る方がいいかもしれません。
それでも心配な方は、予防接種で防げる感染症がありますので、ワクチン接種を検討してみてください。こちらが参考になるかもしれません↓
電気、ネット環境などのインフラ
アジアに限らないのですが、日本に比べると停電が多かったり、ネットのインフラも整備が遅れていたりすることがあります。
停電対策についてこんな記事を書いてみました↓
さて、日本では今や当たり前に使えるネットに関しては、諸外国ではそもそもネットが普及していなかったり、都市部でも「うちではWi-Fiが使えるよ~」と謳っていながら、全然つながらないというパターンも経験しました。
宿泊先の外でもインターネットを使用するには、SIMフリーの携帯を持参し、現地でSIMカードをゲットするか、日本でレンタル契約したポケットWi-Fi(イモトのWiFiなど)などを持参するのがよいです。
働くことができない
これはアジア留学に限ったことではありませんが、現地で働くことができませんので、お金に不安がある方は工夫が必要になります。
いずれにしても資金ゼロで渡航は危険ですので、慎重に計画を立てましょうね。
海外旅行保険はどうする?
短期滞在とは言え、海外に行く場合は必ず「海外旅行保険」をかけることをオススメします。
最小限の予算で押さえるために保険代も惜しんでしまう人が結構いますが、とても危険。海外で体調を崩したり、事故に遭ったという話はしょっちゅう聞きます。
高額な保険に入らずとも、最低限の補償は得られるよう準備しましょう。
クレジットカードの海外旅行保険ってどう?
個人的には、「海外旅行保険」に加入することが望ましいと思いますが、短期留学となると、1週間~数ヶ月行くことが多いため、期間の長さに応じて保険料が変わってくる「海外旅行保険」に頭を悩ませている人も多いのでは。
どのような保険を選ぶかは自己責任にはなりますが、クレジットカードの海外旅行保険でOKと考えている方には、エポスカードがオススメ。
エポスカードがオススメの理由は、
- 年会費永年無料
- 最短で即日発行が可能
- 海外旅行保険が付いてくる
- 補償は最長90日間
- 24時間・日本語対応「緊急医療アシスタンスサービス」が受けられる
- 海外旅行時のケガや病気だけでなく、携行品の損害に対しても補償
現地の医療施設や、医療費キャッシュレスサービスの案内などが受けられる「緊急医療アシスタンスサービス」が付いています。24時間いつでも日本語で対応してもらえます。
年会費永年無料で、ここまでのサービスが付いているクレジットカードはなかなかありません。
お持ちのクレジットカードに海外旅行保険が付いていたとしても、旅行代金をそのクレジットカードで支払った場合にのみ海外旅行保険が適用されるというカードもあり、注意が必要です。(短期留学の場合はパッケージツアーなどで行くわけではないので)
海外は、キャッシュレスが進み、「カード社会」になっている国や地域が予想以上に多いです。日本はキャッシュレス化が遅れている方です。チップの支払いもカード。なんてことも今は一般的。
既にクレジットカードをお持ちの方でも、
- 普段使っているクレジットカードが海外に行ったらなぜか使えなかった…
- 使用しているブランドが海外では一般的ではなかった…(JCBは海外で一般的ではありません)
ということもあるので、もう1枚持っておくと安心。
私はカナダのシェラトンホテルで普段使っているクレジットカードが通らず…ちゃんとしたところだから絶対大丈夫ということはないようです。
年会費永年無料で、海外旅行保険が付帯されており、最長90日間の補償。もちろん海外のショッピングにも問題なく使えるので、エポスカードは短期留学に最もオススメの1枚です!
(※エポスカードのブランドはVISAのみで、VISA以外のMasterCard、JCB、Dinersなどは選択できませんが、VISAが通用しないところはまずありませんので、VISAで問題ないかと思います。)
エポスカードのオススメポイントまとめ
- 年会費永年無料
- 最短で即日発行
- 海外旅行保険が付いてくる
- 1旅行につき最長90日間補償
- 24時間・日本語対応「緊急医療アシスタンスサービス」が受けられる
- 海外旅行時のケガや病気はもちろん、携行品の損害に対しても補償
- ブランドは、どこでも使いやすいVISA
お近くにマルイの店舗がある方は、最短で即日発行が可能です。(クレジットカードには所定の審査がありますので発行できない場合もあります)
適用条件や補償額など、詳しい内容は、エポスカードのサイトから確認してくださいね。↓