コロナ禍が終わってからオンライン日本語教師を始めたもーもーです。
いきなり結論を言いますが、私は開始2ヶ月目に収入10万円に到達することが出来、現在は開始5か月目ですが、月収15万円を超える見込みです。（自慢みたいですみません…）
正直なところ、本業にするには少し足りないかな、と思いますが、副業としては最高です！！（と言っても私はこれが本業になりつつあります）
私は家庭の事情で会社勤めを辞め、融通のききやすいオンラインで仕事をすることにしました。私の場合は副業とは言えませんが、昼は家のことをやっているので、教えるのは夜のみ。副業で教えたい方とは近い働き方になっているかな？と思います。
開始したのは2024年2月。コロナ明けで、オンライン日本語教師が既に飽和状態の時に始めました。それでもこのぐらい稼げるので、皆さんも工夫すればきっと稼げるようになります。
ちなみに私は、海外で日本語を教えた経験はありますが、日本語教師の資格は持っていません。そのため、登録できないプラットフォームもありました。
今回の記事は、
- 会社勤めをしながら少し副業をしたい
- 配偶者や親の扶養に入っている
- 年金をもらっている
- 実家暮らしで、そこまで収入は必要ない
- 日本語教師の資格を持っていない
といった方々にオススメの記事です。
ぶっちゃけ、これ1本で家賃などを払いながら生活するのは厳しいと感じます。いきなり仕事を辞めて、オンライン講師になる！というのはおすすめしません。
元々、日本語教師は待遇があまり良くないことで知られていますし、教える仕事はエネルギーがいります。それでも、楽しさが勝つので私は続けています！
今回はあくまでも副業としてやりたいと思っている方々に向けて、まず最初に準備するべきことを書いてみたいと思います。
副業でオンライン日本語教師をする為にすべきこと
日本語教師っていうぐらいだから、資格が必要なんじゃない？と思うかもしれませんが、資格がなくてもいくつかのオンラインスクールでは日本語を教えることが出来ます。
資格が必要なのは、日本国内の日本語学校で留学生に教える場合です。
ただ、最近はどのプラットフォームも審査が厳しくなっており、１～２年前とは状況が異なっている可能性があります。
これから副業でオンライン日本語教師をしてみたい！と思われる方が、まずすべきことを書いてみたいと思います。
登録可能なプラットフォームを調べる
まず、個人で生徒を募集するのには無理がありますので、オンライン語学プラットフォームを利用することになります。これは、オンラインスクールというよりも、講師と生徒をマッチングさせるサイト、という方が近いかもしれません。
2024年7月現在、登録可能なプラットフォームは限られています。なぜかというと、コロナ禍でオンライン語学講師が爆増してしまい、一部のプラットフォームで講師の新規募集を停止しているからです。
有名どころのitalkiは、手数料が低い上、利用者も多いのでとても魅力的ですが、現在講師の新規募集停止中です。ごく稀に募集することはありますが、ほとんど募集がかかることはありません。募集があったとしても、1日ぐらいで締め切られます。
今(2024年7月現在）登録できるのは、
- Preply
- Amazing Talker
- カフェトーク
- ジャパトーク
この辺りがある程度知名度もあり、登録も可能なプラットフォームです。
中国系のオンライン日本語スクールもいくつかありますが、資格が必要だったり、応募しても音沙汰がなかったり…2024年現在、資格なしで応募できる中国系オンラインスクールはなさそうだったので、ここでは割愛します。
各プラットフォームの特徴を調べる
登録可能なプラットフォームを調べたら、次は各プラットフォームの特徴や現状を調べてみましょう。どこの国の会社なのか、登録している日本語教師は何人いるのか、プラットフォームに取られる手数料はいくらなのか、など。
私がそれなりに稼がせてもらっているPreplyは、人気のitalkiが募集停止していることもあり、日本語教師の数が急増中です。実績ゼロから10万、15万と稼ぐには時間と工夫が必要になります。
とはいえ、オンライン語学講師は人気稼業ですので、今からやっても遅いということはありません。
自分のスキルや属性などが、プラットフォームと親和性があるかどうか、というのも重要なポイントになります。
私がメインで教えているPreplyは、欧米系の日本語初級の生徒が多いので、英語力は必須だと感じます。私は英語を媒介語とする間接法というメソッドを学んだので、英語を使って教えています。漢字圏の生徒さんには中国語で説明することもあります。
外国語が苦手な方は、カフェトークやジャパトークなど、日本の会社に登録してみてはどうでしょうか？（ただし、日本式のきめ細かいサービスがある分、手数料も高めです。）
外国語としての日本語について調べてみる
オンライン語学プラットフォームは、生徒さんさえよければ、資格や学歴に関係なく予約を入れてもらえます。しかし、ある程度日本語文法を言葉で説明できなければならないと思っています。
日本語に限らず、ネイティブスピーカーにありがちなのが
「そういうもんだから。」
で済ませてしまうこと。。
これはあまり質の高いレッスンとは言えません。。
いや、でも学生時代、国語が得意だったから！と仰る方もいらっしゃると思います。
しかし。。
実は、学校で習う「国語文法」と、外国語としての「日本語文法」は、別物なんです。日本語教授法を学んでみると、驚くと思います。
学校では、「きれいな」は形容動詞、と習いませんでしたか？でも、日本語を学んでいる外国人にそれを言ったら「？？？」となります。
日本語文法では、「きれいな」は、「ナ形容詞」と呼ばれます。
なぜ両者に違いがあるのか…興味がある方はぜひ調べてみて欲しいですが、そういった両者の違いだったり、外国語としての日本語文法に興味が持てるかどうか、というあたりも、ご自身の適性に関連してくるかなと思います。
言語の知識って本当に多岐に渡っていて幅広くて、少しでも好きじゃなければだんだん嫌になってくると思うので…
よかったら、さわりだけでも調べてみてください♪
自分の強みを考えてみる
今、オンライン語学プラットフォームはどこも講師が飽和状態で、その中から選んでもらうには工夫が必要です。
特に、資格や経験がなければ、「何でも教えます！アニメが好きです！日本文化について話せます！」のように、多くの人にウケそうな文言を書いてしまいがち。
しかし、そういうプロフィールはスルーされがちです。
何故かと言えば、文法知識に長けている講師や、アニメに詳しい講師、日本文化に詳しい講師がもう何百レッスン、何千レッスンと行っていて、レビューも満点を獲得していれば、多くの生徒はそちらの講師に行ってしまうからです。
すべてが「平均点付近」のことを書いては、生徒に選んでもらえないということです。
正直、何が生徒の心を掴むかは分かりません。だからこそ、何でもいいので、自分が強みだと思うことの中から、これは少数派だろう、と思うもの（＝競合が少ないと思われること）をピックアップします。
生徒さんの心に1つでも刺さるものがあれば、まずはお気に入りに入れてもらえます。
例えば…
お勤めの会社の業種が刺さるかもしれません。訪れたことがある国が刺さるかもしれません。子供の頃からやっていたスポーツが刺さるかもしれません。
「大衆ウケ」よりも、「刺さる何か」を見つけていくことが大事です。
私の場合は、「可愛いものが好き」というのが女性の生徒さんに刺さることが多く、体験レッスンの時に生徒さんの心を掴むことに成功しています。笑
プロフィール写真と動画を用意
どのプラットフォームでも、プロフィール写真は必須です。
プロフィール写真は、生徒さんが一番最初に見る部分と言っても過言ではないので、納得のいくものを用意されることをオススメします。
私はちゃんと、プロの写真家の方に頼んで撮ってもらいました。
プロフィール動画も、多くのプラットフォームで掲載が推奨されています。
私がメインで教えているPreplyは、動画が必須です。
面倒なことに、プラットフォームによって動画作成のルールが違います。横長指定のプラットフォームもあれば、縦長指定のプラットフォームもあります…（そのたびに撮り直す）
動画の掲載が必須ではないプラットフォームでは、まずプロフィール写真を用意し、登録→審査に通ってからゆっくり準備してもいいかもしれません。
あとがき
今回は副業でオンライン日本語教師をやってみようかな？と思っている方に向けて記事を書いてみました。
登録→審査が完了してすぐには予約が入らないものの、工夫次第で生徒がすぐに増えますので、以下の記事も宜しければお読みください！