- 台湾でなるべく中国語を使わずに用を済ませられる方法は?
- 言葉の面で買い物しやすいお店は?
- コミュニケーションが苦手なので出来れば店員さんと話したくない…
- SIMカードや悠遊カードはどうしたら言葉の心配がなく手に入る?
台湾旅行や出張で、このような心配がある方にオススメの記事です。(英語なら何とかOKレベル~のお話になると思います。)
台湾に行くからには頑張って中国語を使ってみよう…というのが理想ですが、
店員「◎$★♪×△●¥&#$?」
簡単な単語1つさえ分からないのが現実です。未学習言語は仕方ありません。
コミュ障な上、中国語が出来ないまま台湾の田舎に住むことになってしまい、言葉の問題をなるべく避ける技を身につけた私が言うんですから間違いない(笑)←中国語勉強しろ
言葉のストレスを少しでも軽減できるよう、私なりの案を書いてみたいと思います。(あくまで、コミュニケーションが苦手な私の偏った意見です。)
(2021年9月8日追記)新型コロナウイルスの影響で台湾への渡航が厳しく制限されています。
そのため、中国語の語学留学を検討していた方は、オンライン留学をおすすめします。
中国語への不安を軽減する方法
「台湾滞在を英語や日本語だけで乗り切る方法」なんて、そんなの海外に来ている意味がない!と思うかもしれません。
気心知れたお友達と数日間観光するのであれば、言葉の壁も含めて楽しめるでしょう。
しかし、海外の滞在は思った以上にストレスが溜まります。言語だけでなく、気候や習慣、食べ物もすべて違いますので、日本と割と似ている台湾ですら、知らず知らずのうちに疲れてきます。
特に、お仕事などで中長期で滞在する、中国語ゼロのまま留学やワーホリを迎える、という方は、想像以上のストレスがかかります。(私がそれに直面したので)
それぞれ色々な事情がありますし、誰もが中国語力を上げてから渡航できるわけではありません。最初はストレスや疲れを溜めないためにも、次のような環境を上手く取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 英語・日本語を使える環境を選ぶ
- 会話をしなくても済む買い物方法等を選ぶ
また、「早い段階で外国人であることに気付いてもらう」というのも大事なのです。笑
どういうことかと言うと、日本人は見た目だけでは外国人だと分かってもらえないので、向こうは普通に中国語でバーーー―ッとまくし立ててきます。そして、「え?何でこの人テンパってるの?」という、気まずい時間が訪れます…。
この、「理解できない+外国人であるアピールも上手くできない」というストレスのダブルパンチが蓄積すると、疲れてしまい、台湾にいるのが嫌になってしまいます。(←経験済み)
嫌になるぐらいなら、自分でストレスがかからない方法を見つけていくのがベスト。誰もが前向きにチャレンジし続けられるわけではありません。
それでは、具体的に、なるべく中国語を使わなくても生活できる方法はどういったものか、挙げてみます。
外国人がよく利用するお店を選ぶ
言葉の面で買い物・食事しやすいお店についてはこちらの記事にも書きました。
当たり前かもしれませんが、おなじみの外資系飲食店であれば欧米系の方もたくさん訪れているので、ローカルなお店に比べると「外国人に慣れている」と言えます。
例えば、
- マクドナルド
- スターバックス
- KFC
などですね。
せっかく台湾に来ているから台湾系のお店に入りたい…でもやっぱり中国語で会話するのは怖い!という方は、
LOUISA COFFEE(路易莎咖啡、ルイーザコーヒー)
がおすすめ。どこにでもあります。割と田舎の方にもあります。スタバ的なコーヒーチェーンなので、比較的、英語で話しても引け目は感じない雰囲気。
コンビニは意外と難しい?!
田舎の方にもセブンイレブンやファミリーマートがありましたが、コンビニは意外とハードルが高かったです…
「袋いりますか?」「おはしは?」「スプーンは?」「温めますか?」これが全部中国語で来るわけです。勉強して行っても、実践になると全然分からないのが語学の難しいところ…
台北のコンビニでは割とすぐに「外国人か」と分かってくれて、英語でコミュニケーションが取れましたが、地方のコンビニではなかなか難しいかもしれません。
指さし単語帳を使う
指さし単語帳は、実践で使えそうな単語がたくさん載っていて、文字通り「指さしで」コミュニケーションが取れる便利な本。
でも私がすごく便利だと思うのが、「裏表紙がホワイトボードになっている」という点。ツルツルしていて、ホワイトボードマーカーであればティッシュなどで消すことが出来ます。
中国に行ったときはよくこの裏面のホワイトボードを使っていました。漢字が書ける日本人にとっては、ページをパラパラめくって調べるよりも書いた方が圧倒的に早いからです。(もちろん中身も便利なのですが)
今は翻訳のスマホアプリもありますが、入力したりネットにつないだりするタイムラグを考えると、書いた方が早いことが多いですね。
また、台湾では、中国のピンインは使われておらず、旧来の「注音符号」という文字を使って漢字を入力しますので、日本のスマホの設定だと相手に入力してもらうことができません。
そのため、いざとなったときは「手書き」が最終手段となるわけですね。ぜひ1冊携帯して行ってください。(あとホワイトボードマーカーもお忘れなく!)
必要なものは空港で買う!
中国語オンリーでの買い物のストレスは相当なものです。英語なら文章は分からずとも、カタカナ語で耳馴染みのある英単語はちょこちょこピックアップできるのですが…中国語になるとそれさえも分からず、本当に簡単な一言も分からないので店員さんに申し訳なくなってしまい、買い物が嫌になってしまいます。
多少高くてもいいからストレスをかけずに買い物したい…という方は、空港に着いた時点で必要なものを手に入れるようにしましょう。
空港は、堂々と英語が使える環境です(笑)田舎のローカルなお店だと、英語で話しちゃって申し訳ないな、と感じるのですが(そもそも通じないことも多いですし)、空港であれば引け目を感じることなく英語で質問し、英語で応対してもらえます。
- 両替
- SIMカード
- 悠遊カード(Suicaのような交通系電子マネー)
どうしても中国語を使う場面を避けたい方は、これらは空港で入手されることをおすすめします。街中の方が安いから…というのはその通りなのですが、市内でいざ見つからない!となった時に探し回ることになってしまいます。
空港で一通りそろえていくことをオススメします。
または、SIMカードを日本から買って持って行くのも手です。それなら空港に着いてすぐSIMを差すだけで使えますので、ネットの心配も言葉の心配もありませんね。
両替
桃園空港、松山空港ともに、空港で両替ができます。台湾元は、レートの関係で日本よりも現地で両替した方がいいと言われていますが、「うっ、言葉の壁が…」と心配になる方もいるのでは。
でも、松山空港で両替した時の窓口の係員さんは、普通に日本語で対応してくれました…
日本人、たくさん来ますもんね。
もちろん、中国語が出来れば理想ではありますが、空港ですから、気兼ねなく英語も使えます。
空港を出る前に細かいお金を用意しておこう
両替後、意外と盲点になっているのが「1000元札が使えない場面がある」ということ。私も空港で両替したものの、ほとんど1000元札しか持っていないことに気付きました。
1000元札はタクシーなどではお釣りがないので嫌がられる、少額の会計時に出しにくい、などなど、結構気を遣います。
そういった場合に、必然的にコンビニなどに行く羽目になります。飲料の自動販売機は街中にはほぼありません。
両替した時に全て1000元札で渡された方は、空港を出る前に100元札のストックを増やしておきましょう。(空港の方が英語などで買い物しやすいので)
SIMカード
台北駅の方に行けばあるだろう、街中の方が安いだろう、とお思いかもしれませんが、ネットなしで市内まで出るのは不安がありますし、市内で通り道に携帯ショップがあるとは限りません。(SIMを買おうとしているうちに滞在期間が終わってしまうのは海外旅行あるあるかもしれません^^;)
私が仕事で台湾に行ったときは松山空港を利用しましたが、到着してすぐ、松山空港内にある「中華電信」という会社のカウンターに行きました。
30日間データ無制限SIMを購入。英語で対応してもらえました。料金は1000元(2019年の価格です)。台湾人からすると、ちょっと高いみたいですが、短期滞在であればまずOKの価格でしょう。
注意が必要なのは、このSIMは不法滞在などを防ぐために、30日の期限が切れるとそれ以上チャージしたり再購入したり出来ないそうなんです。これはかなり困りました。(いろいろリサーチしたのですが、旅行者が1ヶ月を越えて使えるSIMはかなり少ないようです。これについてはまた別の記事で…)
空港内で購入できるSIMは、30日間よりも短いものもありますが、もし短期の旅行でしたら、日本から持って行くのもオススメ。↓
亜太電信 台湾プリペイドSIM 4G・3Gデータ高速通信 速度低下なし無制限 5日
私が台湾に住んでいたときは、かなりの田舎でしたが、この亞太電信(GT)という会社は問題なく使えました。鉄筋コンクリートの頑丈な建物だと圏外になることもありましたが、それは都市部でも同じかと思います。
友人も台湾旅行の時にこのSIMを使ったみたいで、オススメのメールが来ました。
ちなみに、台湾はIT大国なので、「データ無制限」のSIMも割と普通で、しかもかなり安く使えます。驚くべきことに、テザリングも無制限で大丈夫でした。職場のWi-Fiがメンテナンスで使えなかったときに、スマホでテザリングをして私のノートパソコンを繋ぎました。問題なくサクサクネットが出来ましたよ。もちろん追加料金もかかりませんでした。
上記のSIMは短期旅行者向けですが、テザリングも可になっています。台湾に着いてすぐネットにつなぐことが出来るので、GoogleマップやGoogle翻訳もすぐに使えて安心。
※上記以外のSIMを使われる場合は、テザリングの可否などは確認してくださいね。
悠遊カード
悠遊カードとは、日本でいうSuicaやPasmo、Icocaのような交通系電子マネーで、日本と同じようにコンビニ等でも使用することが出来ます。
現地語では「悠遊卡(ヨーヨーカー)」、英語名は「EasyCard(イージーカード)」です。
台北市内を中心に滞在する方は必須になります。
私は松山空港に到着したのですが、さっそく色々なデザインの悠遊カードが販売されていました。台北市内のコンビニでも販売されていましたが、早速MRT(地下鉄)やバスに乗られる方は、空港で1つ入手しておくことをオススメします。
悠遊カードは、日本のICカードよりもはるかにデザイン性に富んでおり、一般的な長方形のものだけでなく、キャラクターの形になっていたり、立体的だったり、本当にバラエティー豊かです。
観光をしているうちに色んなデザインのものを見つけると思いますが、いいお土産にもなるので、空港でまず1枚GET、他にも気に入ったものがあればGET、でいいと思います。(私の意見ですが)
チャージはMRT(地下鉄)駅で!
悠遊カードはコンビニでチャージができますが、まず店員さんに話しかけたくない!という問題が発生しますよね(笑)
コミュ障で人となるべく話したくない私は、MRT駅で一気にチャージします。というのは、機械でチャージすればだれにも話さずにチャージが出来、地方でも色々な場面で悠遊カードが使えるようになるからです。笑
台北や近郊のMRT駅ではチャージ出来ますが、他地域だとコンビニでしかチャージが出来ないので、台北から離れた地域に住んでいた私は台北に行ったときに必ずチャージしていました。(日本のように、東京メトロの駅でSuicaもチャージできる、みたいなことはなかったと思います。)
券売機でのチャージ方法は、参考になるサイトがたくさんあるので検索してみてください(画像がないため、他サイトにお任せ^^;)
あとがき
台湾は、英語が公用語の国ではないので、都市部での英語の通じ具合は「中ぐらい」、地方は「ほぼ通じない」といった印象を持ちました。
英語や日本語に甘えたくない!という方は素晴らしいと思いますが、そういう根性がない私は、台湾滞在をなるべく英語だけで乗り切れるよう頑張っていました(笑)
海外生活において、あまりいい心では構えありませんが、同じような気持ちでいる方もいらっしゃると思うので、恥を忍んで書いてみました。汗
ただ、基本的に台湾の方は優しいので、困っていたら助けてくれようとしますし、話も頑張って聞いてくれます。その点は安心してください。
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