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留学に不安を持つ人に見てほしい、アジア留学のメリット3つ!

投稿日:2018年1月9日 更新日:




今日は、「アジア留学を候補にしているけど、やっぱりちょっと不安…」とお悩みのあなたにぴったりの記事。

まず皆さん「アジア留学のスタンダードなメリット」として思いつくのは、

  • 物価が安い
  • 食べ物がおいしい
  • 観光やショッピングも楽しい

こういったところでしょうか?

逆にデメリットとしては、

  • 日本人が多い(特にセブ島など)
  • 英語ネイティブではない(非英語圏)
  • 治安が心配

などがよく挙げられますね。

以前このような記事を書きましたが、

アジア留学はアリ?#1 英語に訛りがある国に語学留学するのが心配?

アジア留学はアリ?#2 本当は教えたくない穴場の国とは?メリット・デメリットも紹介。

こういった部分とはちょっと違う、もうちょっと掘り下げたメリットを3つ挙げてみたいと思います。英語圏留学とアジア留学(非英語圏留学)を迷っている人にもおすすめです。

(※追記)新型コロナウイルスの流行により、渡航が制限されています。必ず最新情報を確認するようにしてください。

この記事は、新型コロナウイルス流行の前に書かれたものです。

渡航が制限されている今、オンライン英会話や、オンライン留学などの選択肢も検討なさってみてください。

DMM英会話のレッスンレビュー!ノンネイティブ講師ってどう?25分間のフリートークは疲れる?【ボツワナ人講師】

下記の記事は中国語ですが、オンライン留学について書いています。英語のオンライン留学とも共通する部分があると思いますので、よかったらお読みください。↓

台湾中国語オンライン留学!#1 ~現地に行くのか、オンラインで学ぶのか。迷っている方はぜひ読んで!~

台湾中国語オンライン留学!#2 ~学校選び編~ オススメはグループレッスン!でも、開講している大学は多くない!

アジアの国は時差が少ない

一発目が結構普通ですみません(笑)これって別に大したメリットでもないんじゃ…と思うかもしれませんが、ことあるごとに大事さを実感することだと思うので、入れました。

各国の時差ですが、フィリピン、シンガポール、マレーシアがマイナス1時間(日本が正午のとき、午前11時)、タイがマイナス2時間(日本が正午のとき、午前10時)です。東南アジアはほとんどが1~2時間の時差です。

体調への影響

アメリカやカナダ、イギリスなども人気の留学先ですが、とにかく時差ボケには悩まされます。体調や気分にもかなり影響が出ますので、特に渡航初日から勝負の短期留学の場合は、時差があるのとないのでは大違いです。

私はロンドンに留学していましたが、イギリスに着いたばかりのときは、昼寝して起きたときのようなモヤッとした感じ( ;∀;)、そして日本に帰ってきたときの夜眠れない感じがたまらなく嫌でした。。

時差が大きいと、こういう影響が最初の数日に必ず出ます。1週間の短期留学となると、長旅の疲れも重なって、滞在前半は不調に終わる可能性もあります。私は「滞在中ずっと時差ボケで不調」というのはしょっちゅうです( ;∀;)

日本との連絡が取りにくい

また、忘れてはならないのは、海外生活では「ホームシック」になる可能性が否定できません。そんなとき心強いのが、日本にいる家族やお友達ですよね。今は海外にいてもネットさえあればすぐにチャットや無料の電話が出来てしまいますので、一昔前よりはだいぶ日本と海外が近くなりました。

ただ、いくら好きな時にチャットや電話ができるようになったと言っても、時差が大きい国だったらどうでしょうか?

例えば私が留学していたイギリスは、今の時期は時差が9時間(夏はサマータイムで8時間)なので、学校が終わったあとゆっくり家族と電話したい…と思っても、

イギリスが午後の6時なら、日本は午前3時。

じゃあ朝に話そう!と思っても、

イギリスの午前7時は、日本の午後4時。

日本のご家族やお友達がお仕事をしていたら、難しいですね…。

このように、短期留学でも長期留学でも、時差の大小はかなり重要な要素になりますので、行き先を決めかねていたら、時差が少ない場所!という希望を入れてみてもいいかもしれません。

そういった意味でおすすめなのがアジア、特にフィリピンは日本から4時間で着きますので人気なのもうなづけますね。もちろんオーストラリアも時差が少ないので選択肢に入れてもいいと思いますが、フライト時間は長くなります。

生徒のニーズが似ている

留学をする人が一番多く口にする希望、それは、

「日本人が少ないところに行きたい」

私もロンドンに留学する前はそう思っていました。日本人とつるんでいたら英語が上達しない…と。

しかし、自分が海外暮らしを経験して感じたのは、自国民と固まってしまうのは仕方ないことだということ。これは何も日本人だけがそうするわけではないので、自然な現象だと私は思います。

そして、いざというときに助けてくれるのはやはり同じ国の出身者です。ほかの国の出身者が冷たいとかそういうことではなく、日本人は日本の事情や日本人の性質などをよく分かっているからです。

また、海外に志を持って来ている日本人は面白い人も多いですし、日本に帰国してからもいい友達でいられることが多いです。

ですから、必要以上に日本人を避けるのではなく、勉強は勉強、プライベートはプライベートと上手く切り替えることが大切。息抜きは必要です。

さて、話を戻しますが、イギリスに留学するとヨーロッパ系の留学生が多かったり、アメリカは南米系の留学生が多かったりと、もちろん学校にもよりますが、留学生の国籍は地理的な影響も受けます。アジアに留学すると、アジアの国からの留学生が多いのは想像に難くないですね。

イギリスに留学して一番困ったのが、ヨーロッパ系の留学生は「英語がペラペラ」なんです(笑)これでもう、最初の1週間はノックアウトです。

ヨーロッパ系の言語は英語に似ていて、アルファベットも同じです。私たちが中国語を読むとなんとなく意味が分かったり、韓国語で似ている単語があったり…と、まったく同じではありませんがそんな風な感覚でしょうか。まず、英語に関して日本人留学生とはスタートラインが違うんです。

そして、学んできたことも違う。ヨーロッパ系の留学生は、「英語ペラペラ」に聞こえるのに、例えば「I am ~」を「I is ~」と言っていたり、三人称単数現在のsが付いていなかったり。(という人が私の周りにはいました)

だから、そういう人は「正しい文法」が学びたい。

日本人や韓国人留学生は、学校で散々「文法のお勉強」をしたから、会話の練習がしたい。

でも、私のロンドンの語学学校は完全に「高校の英語のクラス」みたいな授業でした。。ニーズがズレていて、私の周りにいた日本人や韓国人は不満をもらしていたんです。

念のため言いますが(汗)、文法の勉強は必要です!!本当に大事です。でも、文法ばっかり勉強してきてウンザリしてきた私たちが、希望を持って留学して、「文法ばっかりの留学生活」だったらどうでしょうか?(泣)

そういう点で、日本人や韓国人が多く集まる国や学校というのは悪くないんですよ。ニーズが似ているということは、レッスンが自分の求める形になりやすいということなんです。

フィリピンは「マンツーマンレッスン」が受けられる学校が多いことで知られます。それもまた会話力を上げるにはぴったりですよね。

ネイティブ・ノンネイティブ、英語圏・非英語圏という観点だけで留学を選ばない方がいいというのには、国や地域によって「授業内容」「レッスン形態」の傾向の違いもあるというのも含まれていると私は感じています。

アジア方面は旅行が安い

「もー!そんなこと分かってるって!アジアに留学すれば周辺の国に安く旅行できるって話でしょ!それって今更言うメリット?!」

とお怒りのアナタ…もうちょっとだけお付き合いいただければ幸いです(笑)

そのようなメリットもありますが、私は違う部分でアジア旅行の安さを活用できると注目しています。

まず、留学、特に語学留学を検討している多くの方は「なんとなくその国に行ってみたい、惹かれる」という理由でその国を選ぶことが多いかもしれません(もちろんそういった感覚で選ぶのも大事です)。この国でしかこれを学べないから、という明確な理由がある人もいますが、「語学留学」の場合は「イギリス英語が学びたいからイギリス」だったり、「友達がこの国よかったって言ってたから」「人柄がよさそう」という理由で留学先の国を選ぶことが多いと思います。

でも、実際に行ってみたらイメージと違った…ということはよくあります。合わなくて途中で日本に帰国してしまったという話も聞きます。せっかくの留学ライフが楽しめないのは本当にもったいないですよね。

よく聞くのは、

  • 思ったよりも国(街)の規模が小さくて、やることがない…
  • 思ったよりゴミゴミしていて、うるさい…
  • 食べ物が合わない…
  • 気候が合わない…
  • 交通やインフラが不便…

これは何もアジアに限らず、欧米でも行く都市によってこのようなことは起きてきます。なんとなく田舎に憧れて!という理由で地方の語学学校を選んで、精神的につらくなってしまった友人もいましたし、逆に都市部が合わない人もいるでしょう。

かといって、イギリス留学やアメリカ留学、カナダ留学などを検討している場合、一回の渡航費が安くはありませんし、宿泊費も高いですので、「まず旅行で下見をして、気に入った国に行こう!」というわけにもいかないのです。

でも、アジアはどうでしょうか?上記の国に比べて一般的にアジアはまだ物価が安く、地理的にも近いため、航空券に関しても欧米より安く行けることが多いです。アジア各国に就航しているマレーシアの格安航空会社・AirAsia(エアアジア)がお得なので、数か国一気に回ることだってできちゃいます。

つまり、アジア留学なら、留学前に旅行で下見がしやすいという大きなメリットがあるのです。

海外就職を希望していた私の友人は、私と一緒に旅行したシンガポールに好感を持ち、そのあとたまたま見つけたシンガポールの求人に応募したところ見事採用。こういう風に、その国を訪れ、好感を持つことで、チャンスが訪れたときに上手く事が進むというのは私がこの目で見ています!不安が大半を占めている状態だと、「うーん、せっかくだけど、辞めておこうかな?」という気持ちが出てくるかもしれませんからね。

お仕事を辞めて長期留学することを検討していればなおさら、留学先で失敗はしたくないでしょうから、まずは旅行で下見してみるというのはどうでしょうか?アジア1か国なら、お仕事をしていてもお休みを頑張って取って、週末3泊4日で気になる国を見て回ることは可能です。

あとがき

いかがでしたでしょうか?

ネットでは賛否両論繰り広げられるアジア留学ですが、私はメリットいっぱいだと思います。デメリットは、欧米留学にもありますから。

うーんでもやっぱりご飯が美味しい。結局はこれが一番かなー?(笑)←今日の記事を書いといてアレですがw いや、食べ物は、海外生活において本当に大事ですよ。

アジア留学のデメリットばかり探しがちなのですが、アジアのいいところをもっと探して、アジア出身の友人にももっと話を聞いて、いろいろ書いていきたいなと思っています!

【オマケ】

英語は日本にいるうちに出来るだけ伸ばしておくのがさらなる成功の秘訣です!

英語学習者が陥りがちな迷路と、本当にオススメできるお気に入り英語テキスト紹介。

【オマケ2】

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