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英語学習者が陥りがちな迷路と、本当にオススメできるお気に入り英語テキスト紹介。

投稿日:2018年3月3日 更新日:




「本当に英語を話せるようになるためのおすすめテキスト、教えて!」というアナタに、英文科卒・今は海外演奏活動でコミュニケーションサバイバルをしている「むー」がおすすめテキスト、教えちゃいます。

最近ものすごく片付けをしたい衝動が生まれ、家にあった本の8割をブックオフの宅配買取サービスで売ってしまいました。

今までなんとなく、「いつか役に立つから」と思って取っておきながら、全然開いていないテキストも多かったので、この際「本当に気に入っているテキスト」だけ残して、あとは思い切って売却。

10年以上前のものが大半だったので、捨てるよりはマシかな~という感じで期待していなかったのですが、英語のテキスト以外の書籍も含め、計78点の合計買取価格は

16,325

わーいわーい♪…って、今日はそこがメインの話題ではありません( ;∀;)

売却した本と手元に残った本から分かった「英語学習の迷路」とは?

実際にブックオフの買取依頼をした話はこちら

英語のテキスト等をブックオフに売ったら意外と高価買取してもらえた話

英語学習者が陥りがちな問題点とは

いつのまにか「迷路」に迷い込む

英語を学習していると、本屋でいろんなテキストが気になるようになります。

  • 「私は前置詞が弱いから前置詞のテキストを買っておこう…」
  • 「リスニング強化~!」
  • 「今年はTOIEC800点突破するぞ!TOEICの問題集~」
  • 「手っ取り早く海外旅行で使えるフレーズ集を買おう~」

と、別に悪いことではないのですが、「テキスト買いあさりタイム」みたいな時期って誰でも経験すると思います。

そのうちに、「文法強化!TOIECの点数も上げる!そして使えるフレーズも覚えて、リスニング練習もやって、、あれ、時間と気力がないぞ…」という「やる気のデフレスパイラル」に陥ることとなります。

それもそのはず、すべてひとくくりで「英語学習」としてしまうと疲れてしまうのです。

例えば音楽で、

「音楽理論も勉強しながら、クラシックの名曲を弾けるようになり、それからジャズのアドリブもやりたいし、あっそうそう、せっかくならパソコンで打ち込みのダンスミュージックも作りたいなあ~、この3ヶ月で。」

なんて言ったら、「まあ、自由だけど、ずいぶん詰め込むなあ…」と感じるかもしれません。(何かの分野の上級者なら別かもしれません)

音楽がよく分からない!という方は、、

例えば草野球初心者で、

「ピッチャーとキャッチャーとショートやりたいです。」って言ったら

「…どれか一つから始めようか。」

と言われるでしょう。もちろん、それでもすべて並行してやりたいならやってもいいと思いますが、「複数のことを並行してやってはいけない場合」というのを次の項目で書きます。

自分は英語の何に興味があるのか

音楽や野球に例えましたが、

  • 「音楽の中でさらに何の分野(楽器、歌、作曲、DTMなど)に興味があるか」
  • 「野球で投打どちらにより興味があるか」(エースで四番、そして二刀流という人も存在しますが…)

など、進みたい方向って出てきますよね。

音楽や野球と同じく、「英語の何に興味があるか」というのもあると私は感じています。そして、これが意外と見逃されているように思います。

もちろん、「一つに絞ること」も、「同時にいろいろなことをすること」も、どちらを選択したってOKです。

ただ問題なのは、「闇雲にいろいろと手を出す」ということです。あ、自分の興味を知るために最初いろいろと試してみるのはいいですよ。その先の話です。

「マルチにやる」ことと「闇雲にやる」ことの違い

「マルチにいろいろとやる」ことと「闇雲にやる」ことの差は何でしょうか?

それは「本当に興味がある」のか、「ただ何となく役に立ちそうだからやっている」のか、その差です。

「あれもこれも」と全部一気にやったら、それはそれは大変な労力がいることは想像に難くありません。複数のことを並行してやることは、興味があれば高い効果を生みますが、興味が低いものというのはあまりいい効果を生みません。

そうすると単純に、興味が高いものに注ぐエネルギーと時間も減ってしまうので、「あれ、どの分野もイマイチ伸びないなあ…」となってしまうのです。

効果の順番は「好き」>「必要である」>「役に立つかもしれない」

「最初からなぜか好き、楽しい!」というのが一番自分に合っていることですが、そうでなくても、「仕事で必要だから」「求められているから」というものも、やっているうちに好きになることが多いです。それは、実際に使う機会が多かったり、評価されたりするので、成果が見えやすいからです。

一番しんどいのは、「好きでもないし必要性もないけど、役に立つかもしれないから」というパターン。ここは心のお話になりそうですが、「いろいろできたらすごい自分になれる」という心理が働き、せっかく英会話をやっているのだから、英語の資格も取っておこう、翻訳講座に通ってみよう、英字新聞全部理解できるようになろう、などと、自分を鎧で固めようとすることがあります。そうすると、自分にそんなに必要ではない学習が増えて、だんだん頭も心も部屋も散らかってくるのです(笑)

資格を取ったり講座に通うことがダメなのではなく、散らかってしまうとエネルギーが分散して、今伸ばすべき部分が伸ばせなくなってしまいます。使える時間は限られています。だからこそ、「どこから固めていくか」を明確にしたいです。重要なのは順番ですよ、順番。あとから興味や必要性が出てくるものもありますから、心配はいりません。思い切って厳選しましょう。

あなたの今の興味はどこにある?

  • 英語話者の人たちとコミュニケーションすることに興味があるのか
  • 英語関連の資格を取ることに興味があるのか
  • 完璧な文法を覚えることに興味があるのか
  • ネイティブのような発音が出来るようになりたいのか
  • フレーズ・言い回しをたくさん知ることを目指すのか(うんちくに近い)
  • 英語という言語自体(言語学)に興味があるのか
  • 翻訳や通訳(違う言語にどう当てはめるか)の技術に興味があるのか

などなど…これらは「英語に関連すること」ですが、それぞれの勉強法となるとかなり違ってくるように思います。(基礎的な文法事項や語彙は共通ですが)

もちろん、どれに興味があってどれを目指してもOKです。自己満足だっていいんです!でも、たいていは限られた時間と気力の中、少しずつ学習を進めていくわけですから、まずは「自分の興味がある方向」にだけ進んでいく方が効率がいいんです。興味がないことは続きません。

私も、英語でも興味が湧かない分野というのはあります。英文科だったので、英語関連のいろんな講義がありましたが、身が入らない授業というのもありました…(すみません。。)

そこで、私は欲張って手放せないでいた「いつかはやるかも」という分野を今回手放してみることにしたんですね。

まず、テキストを見て、

  • テンションが上がらない、ワクワクしない
  • 学ぶのが今はちょっと面倒だなと感じる

という分野の英語のテキストは全部売却することにしました。

以前はいろんな分野をまんべんなく勉強することがよい結果を生み出すと思っていたので、本当にいろんなテキストを所有していましたが、

  • 小難しい英文法のテキスト(マニアックな域のやつ)
  • TOEIC・英検のテキスト
  • 言語学的な本

こういったものが今の自分の興味から外れていることが分かり、誰かのお役に立つことを祈ってブックオフへ~

テキストを厳選すると、やりたいことが見える

手元に残ったテキストを見て気付きました。今の私はやっぱり「コミュニケーションとしての英語」がやりたい。特に、

  • 話し言葉
  • ニュアンス

ここを重視したいんだなーと感じました。いわゆる、重箱の隅を楊枝でほじくるような正確な文法(日本語で言ったら「ら抜き言葉」とかそういう域ですかね…)も必要ですが、私は正確なニュアンス(言葉選び)の方がコミュニケーションにおいては必要になってくるのではという考えを持っています。

もちろん私たちは英語が第一言語ではないので、多少の間違いは許してもらえますが、それでも、「似ているけれど失礼になってしまう単語・表現の言い間違い」というものは多々存在し、相手の気分を害してしまう可能性があります。

コミュニケーションにおいて、相手の気持ちというのはとても大事です。いくら「英語が第一言語ではない相手だ」と分かってくれていても、失礼な言い回しに対しては無意識にモヤッとしてしまうでしょう。そうなってしまっては残念です。

ニュアンスの比較などが書かれているテキストはパラパラとめくっても「やっぱり面白いなあ~」と思ったんですね。テキストの取捨選択で、自分が一番興味を抱いている分野がハッキリ見えたことは大きな収穫でした。(あと、お金もw)

ばらけた方向性のテキストがズラリと並んでいると、自分の意識もあっち行ったりこっち行ったりと迷走してしまうように感じます。資格の勉強などは、「やりたい・必要だ」と感じたときにやればいいと割り切りました。

「話すため」の英語学習におすすめのテキスト

せっかくなので私がお気に入りで手元に残したテキストを紹介します。英会話のテキストが欲しいけど、多すぎて何がいいのかサッパリ。という方にも、レベルを問わずオススメできるテキストです。

「話すための英文法」シリーズ

こちらは定番の「話すための英文法」シリーズ!私を含め、「英文法って言葉、聞くだけで嫌~!」という人でも、読み進めると、

「そうそう、これが言いたいけどイマイチ分からなかったのー!」

という言い方が必ずあります。それを頭に入れていけば、あとは単語を入れ替えるだけ。自然に文章の組み立て方が分かるようになります。

こちらには初級編を掲載しましたが、超入門~上級まであり、Amazonで本の中身を確認することができます!(※「なか見!検索」機能はパソコンからのみのようです)

サンプルページを見て、「これは全部分かるなあ~」と感じたら、1つ上のレベルを確認してみてください。ざっと見て、「分からない言い方が結構あるな」と感じるレベルを購入するのがおすすめ。

高額な「聞き流すだけ」的な教材を買うなら、このシリーズを上級まで大人買いしてしまう方がおすすめです。レイアウトも見やすいですし、CDもついているので、私はこのシリーズイチオシです。

「使い分けBOOK」シリーズ

このシリーズも大好きです。似ているけれど、ニュアンスが違う単語を、日本語の意味別に比較し、詳しく解説した本です。形容詞や副詞に特化した前のバージョンから気に入って読んでいたのですが、かなりパワーアップして、動詞や名詞の使い分けも加わりました。その分、本が分厚くなって、2cm以上あります(笑)

でも、簡単な単語でも、ニュアンスを改めて比較してみると「ほー!そうだったんだ~!」と納得&冷や汗の連続。正確なニュアンスをつかむのって、意識しないと案外難しいことが分かります。

こちらもAmazonでサンプルページを見ることが出来ますので、見てみてください。(※パソコンからのみ)かなり詳しく説明されていることが分かります。

こちらも同じシリーズの本ですが、こちらは英単語ではなく「表現の違いによるニュアンス」で、先ほどの英単語編が気に入った方にはオススメ。

  • ingとto不定詞の使い分けは?
  • itはthisやthatとは性質が違う?
  • 「~がある」はThere is/areそれともhave?

など、初級の方でも、単語は中学や高校で出てきた知識で理解できますし、英会話学習歴が長かったり留学経験がある方でも案外気にせずに来たかもしれない項目が多く書かれているので、どのレベルの方にもオススメです。こちらもAmazonで中身を見ることができます。(※パソコンからのみ)

まとめ

「英語を勉強しているけれどイマイチ効果が表れない…」という方は、一旦ご自分の今の興味を見つめてみると、状況を打開できるかもしれません。

そして、自分がやりたい学習を実現できるテキストを厳選して手元に置いておきましょう。私の例で申し訳ありませんが、具体的に書籍で言うと、

こんな感じでしょうか。見てお分かりのように、この3種類の本だけで学べることがたくさんあります。だから、最初からこれだけで結構十分だったんじゃないかと思うんですね(笑)でも、自分を知るにはいろいろ試すことが大事ですね。

皆さんも楽しい英語学習のために、自分の興味と対話してみてくださいね!

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