前回、ワーホリに行けない30代以上でも海外で働ける「日本語パートナーズ」という公的なプログラムをご紹介しました。今日は実際に1次選考(書類選考)に応募した時のこと、特に募集要項には書いていない点なども交えて書いてみたいと思います。
※こちらの記事に書いてある情報は、私が合格した数年前の時点での話ですので、今は変わっている可能性があります。この記事は参考程度にとどめ、不明点は必ず問い合わせるようにしてください。
前回の記事はこちら↓
応募について
日本語パートナーズの書類準備は、結構な分量があり大変です。応募を決めたら、まず書類作成の計画を立てることが大切です。
私は締め切り2週間前だったうえに、インフルエンザが猛威を振るっている時期だったこともあり、体調を崩してしまったらアウトだなと思っていました。その辺の計算も入れて計画を立てましょう。
募集要項については公式ホームページをご覧ください。細かな注意事項までしっかりと目を通すようにしましょう。↓
まずはじめに取り掛かるべきこと
- 応募用紙を送付する前にウェブから「応募登録」が必要です
- 入手までに時間がかかる書類から手配をはじめましょう
- 説明会の日程をチェックしてみましょう
応募するなら応募用紙を書かなきゃ!と思いますが、応募用紙はむしろじっくり自分と向き合いながら書いた方がいいので、まずは時間がかかるものの手配から始めた方がよさそうです。
応募登録は忘れずに
応募書類を送付する前に、日本語パートナーズのウェブサイトから「応募登録」というものをしなければなりません。応募用紙の冒頭にも、ウェブで受け付けた際の「登録番号4ケタ」を記入しますので、必ず行うようにしてください。
ここで登録したメールアドレスには大切な連絡が届きますので、頻繁に確認するアドレスにした方がいいでしょう。フリーメールでも大丈夫でしたが、きちんと届くように(迷惑メールのボックスに入らないように)しておいてください。
応募登録の画面に、「説明会に出たことがあるか?」という項目がありました。単なるアンケートかもしれませんし、選考に加味されているかもしれませんが、真相は分かりません。
書類の手配は早めに
書類が集まらなくて応募することが出来なかった…というのが一番悲しいので、書類の手配は早急に行いましょう。
特に推薦状は2通必要な場合があるので大変です。私はフリーランスなので、2通提出する必要がありましたが、推薦状をお願いした友人の1人に「忙しい」という理由で断られてしまいました。
また、引き受けてもらえたとしても、相手の方が体調を崩すかもしれませんし、何があるか分からないので、早め早めに準備していきましょう。
説明会について
説明会は受付で名簿に丸を付けていましたし、面接で説明会に出たかどうかを聞かれることもあるようなのですが、選考に有利になるかどうかは分かりません。
説明会では、実際に日本語パートナーズで現地に赴任されていた方の体験談を聞くことが出来るので、都合が付く方はぜひ参加されることをおすすめします。
説明会の概要
私が参加した回の概要です。
- 場所:東京・新宿
- 時間:19時~20時半
- パートナーズ経験者は2名登壇
- 入退室自由
会場に入るとザッと100人はいたんじゃないかという印象…前回書きましたが、15人の枠の台湾に関する説明会です。関心を寄せている人数に、ビビる私。
最初に国際交流基金の担当者より、
- 国際交流基金アジアセンターの紹介
- 「日本語パートナーズ派遣事業」の紹介
- 現地でどんなことをするのか
- こういう人を求めている
- 研修でやること
- 住居や待遇などについて
の説明がありました。
その後、日本語パートナーズ経験者2名による、現地での活動内容の説明。パワーポイントを使いながら授業のことはもちろん、授業外のことや住居の説明も写真を交えて紹介されていたので、とても参考になりました。
特に「あ、こういうこともアリなんだな」というアイデアに繋がるので、応募動機や自分の出来ることと繋げていくことが出来ます。(公式サイトを見ただけだと、「こういうことって、してもいいのかな?」というのがハッキリ分からないと思うので)
最後に質疑応答の時間がありますが、会が終了した後に、経験者または国際交流基金の担当者に個別に質問することも出来ました。
大体1時間半ぐらいで、仕事が終わったあとにも来られる開始時間だと思うので、もし都合が付く方は参加されてみてはいかがでしょうか。東京と大阪で開催されています(私は遠方でしたが頑張って参加しました)。
応募に必要な書類と注意点
1次選考はかなり重要で、書類に不備があるとそこで不合格になってしまいますので、慎重に準備してください。
私は、締め切りのちょうど2週間前に応募を決意し、そこから説明会に参加したので、かなりギリギリになりましたが、説明会に登壇していた経験者の方は、応募を決めたのは締め切りの5日前だった、とおっしゃっていました。本気で頑張ればなんとかなります。
ただ、郵送で取り寄せなければいけない書類がある場合は5日だと厳しいかもしれません。(出身校が遠方にある方など)
募集要項に書いてある必要書類は以下の通りです。
ア. 学生(大学・大学院等に在籍している方)
注:日本語教師養成講座等は含みません。
・応募用紙一式
・在学証明書1通
・推薦状1通イ. 社会人
・応募用紙一式
・最終学歴の卒業証明書または修了証明書1通
・在職証明書1通
・推薦状1通
注:在職証明書を提出できない場合は、推薦状を2通提出。(異なる推薦者からそれぞれ1通)
注意すべき点は、赤字の部分。私はフリーランスなので、推薦状を2通提出する必要がありました。これが一番悩みのタネでした。それから、大学の卒業証明書も郵送で取り寄せなくてはならない状況だったので、2週間ですべて準備できるのか不安でした。
応募書類に関する注意点等をまとめました。
応募用紙の注意点
応募用紙は、自分の学歴や職歴、趣味や特技、そして応募動機や現地で出来ることなどを書く「最大の難関、最重要ポイント」です。
一次選考では応募用紙がとても重要なので、全身全霊を込めて書いて下さい!実際の審査基準は分かりませんし、志望動機に関してはそれぞれがやってきたことが違うので、これが正解というものもありません。また、記入の項目などが変わる可能性はあるので、ここでは応募動機について細かくは触れません。
アピールすべき大きなポイントとしては、
- 自分がやってきたこと
- なぜその国でなければいけないのか
- 自分はその国で何ができるのか
をきちんと記すようにしましょう。応募用紙を記入する上での注意点を以下にいくつかまとめました。
日本語パートナーズの趣旨を理解しよう
応募前にきちんと日本語パートナーズの趣旨を理解することが大切です。
- 日本語パートナーズの趣旨をきちんと理解しているか
- 公的なプログラムで派遣される人としてふさわしいか
- 自分本位(ただ海外に行きたい等)ではなく、両国に貢献できるのか
- (あくまでアシスタントなので)現地の先生を立て、上手くやっていける協調性はあるのか
- 日本よりは不便である環境や異文化の中でやっていく適応力はあるのか
など、現時点での資格よりも、こういった部分を見ているかなあと個人的には感じました。税金を使って研修をしたり派遣したりするので、問題がある人を採用する訳にはいきません。何となくざっくり「日本語を教えに海外に行ける!」とだけ考えて応募するのではなく、
- 公式サイトを読み込む(募集要項や「パートナーズの声」等)
- 説明会に出たり、経験者と話せるイベントに出る
- 日本語パートナーズに派遣されている人のブログを読む
などは一通りされることをおすすめします。特に説明会では、経験者や国際交流基金の担当者に直接質問が出来るので、出た方がいろいろクリアになると思います。(私は遠方でしたが頑張って参加しました。)
パソコンか手書きか
私はパソコンで作成しましたが、選考を通った方の中には手書きの方もいるようです。
パソコンで作ると、欄が広がったり、改行が難しかったりと、意外と書くのが大変です。レイアウトが崩れてしまったものは書類の不備に当たるかもしれないので(多少行間を詰めたりなどはしましたが、枠がズレたりしたらダメだと思います)、上手くいかない…という方は手書きの方がいいかもしれません。
手書きの場合は、日本語教育に携わるという性質上、漢字の書き間違いには注意しましょう。
私はすべての項目で最終行まで埋まりました。
証明写真について
私はあまりにも時間がなかったので、スピード写真にしましたがそれで1次選考は通りました。スピード写真も最近はいろいろあるので、キレイなモードなどがある機械を選べばいいと思います。
日本語教授経験について
資格を持っていない私は完全に不利だろうと思っていましたが、1次は通過しました。
日本語教師の資格
まったく持っていないので、空欄です。
日本語ボランティアの経験
私は仕事で日本語を教えた経験はなく、個人レッスンのボランティアで1年間教えた経験のみ。嘘をついても仕方がないので正直に書きました。
卒業(修了)証明書の注意点
卒業証明書の取り寄せは時間がかかるので注意!
私は応募を決めたのが締め切り2週間前で、卒業証明書の申請準備が整ったのが10日前でした。
卒業した大学が遠かったので郵送で取り寄せなければいけなかったのですが、私の卒業大学では、発行手数料は郵便局で購入する「定額小為替」で送らなければいけなかったので、少し準備に時間を要しました。
日本語パートナーズの応募では、卒業証明書の取得年月日は問わないそう(古くてもOK)なので、応募期間が始まる前に取り寄せておくのがベストです。もしその回の選考に落ちてしまった場合のために、いっぺんに2通以上取り寄せておくのもいいと思います。(その分の送料がかかるので、学校側に問い合わせてみてください。)
出来れば速達にしましょう
普通郵便で間に合いそうな期間でも、何があるか分からないので速達にした方がいいかもしれません。私は結構ギリギリになってしまいました。手数料や発行までの日数は、卒業した学校に問い合わせてみてください。海外の大学を卒業されている方は特に注意が必要ですね。
最終学歴がどれに当たるか不安な方は問合せを
中には、2回大学に通った方や、大学のあとに専門学校に通った方もいらっしゃると思います。その場合は、国際交流基金に問い合わせるか、説明会に参加して担当者に質問した方がいいかもしれません。4年制大学卒以上を応募要件にしている国もありますので、必ず確認してくださいね。
結婚等で名字が変わった方
最終学歴の証明書と名字が違う方はご注意を。
最終学歴の卒業証明書または修了証明書の氏名が現在のものと異なる場合は、その旨を書面でお知らせください(応募書類に同封、戸籍抄本等は提出不要)。
戸籍謄本や抄本などの公的書類は提出する必要はなく、例えば「卒業証明書と名前が違うのは結婚して改姓したからだ」と一筆書いた紙を「別紙1」のように用意すればOKです。
メモ書きではなくちゃんと応募書類と同じようにA4の紙に書いた方がよいでしょう。
在学・在職証明書の注意点
私はフリーランスなので、在職証明書は提出しませんでした。学生さんは「在学証明書」、会社員等の方は「在職証明書」の提出が必要です。
私は業務委託で登録している会社があったのですが、業務委託では「在職」とは言えないようで、やはりフリーランスに当たるということになります。今は色々な仕事の形態があるので、分からない方は問い合わせた方がいいかもしれません。
書式自由とのことなので、ネットのテンプレートなどを参考にしてください。在職証明書に関しては注意事項が書いてありました↓
在職証明書は書式自由です。ただし、会社等の名称、応募者の氏名、在職中と分かる内容が記載され、社印が押されているものを提出してください。
推薦状の注意点
推薦状は私が一番頭を悩ませたところです。私はフリーランスなので2通提出する必要がありますが、仕事でお世話になっている方は出張が多く不在にしていることが多いので、その方はおそらく捕まらないだろうとドキドキしていました。
そのため、推薦状に関して、説明会で直接担当者に質問しました。
推薦状を書いてもらうのは誰でもいいの?
まず、募集要項から推薦状についての項目を一部引用します。
以下は作成依頼をする人の一例です。必ずしも以下の例どおりでなくても問題ありません。応募者の人柄、学業や仕事等の実績をよく知る方に作成を依頼してください。ただし、親族は除きます。
・学生の場合:ゼミの指導教官など
・社会人の場合:これまでの勤務先や所属機関の関係者など
「親族は除く」とあるので、そこは守らなければいけませんが、それ以外だったら誰でもいいのかどうか疑問に思い、説明会で直接国際交流基金の方に尋ねました。回答は、
- 親族以外ならば、友人でもOK(仕事関係でなければいけない、などの規定はない)
- 2通とも友人で問題なく、人柄をよく知っている人が望ましい
- 幼少期からの友人、などと、間柄が分かるように明記してほしいとのこと
- 書いてもらった人の肩書で有利・不利が発生することはない
とのことでした。友人でもOKというのは助かりました!
実際に推薦状をどのように書いたか
厳密に、この書式で書くようにという指定はなく、以下の項目が含まれており、読みやすく書かれていればOKだと思います。私はネット上の推薦状テンプレートを参考にし、友人に大体のひな型を渡しました。2人とも微妙に配置やフォントなどは違いましたが、一次選考を通過したので、それで問題なかったようです。
必ず記載する項目は、
- 宛先(国際交流基金アジアセンター宛)
- 推薦状作成日
- 推薦理由
- 推薦状作成者に関する情報(氏名、応募者との関係、連絡先住所・電話番号・メールアドレス等、印または署名)
とのことですが、実際にどんな感じで作成したか、簡単に書いてみます。
宛先(国際交流基金アジアセンター宛)
実際には「国際交流基金アジアセンター 御中」と左上に書きました。
推薦状作成日
右上が一般的だと思いますが1人の友人は推薦理由のあと、署名をするスペースのあたりに作成日を入れてくれました。それでも問題はありませんでした。
推薦理由
担当の方の回答として、推薦者は友人でもOKとのことでしたが、応募者本人の人柄が分かるようなこと、例えば「こういう理由で(例えば、こういった性格や特技が日本語パートナーズに向いているので)、〇〇さんを推薦します」というように書いて下さいと言われました。
推薦状作成者に関する情報
氏名、応募者との関係、連絡先住所・電話番号・メールアドレス等、印または署名とありますが、「等」なので、連絡がつけばOKだと思います。友人2名ともメールアドレスは記載しませんでした。
応募者との関係は、「どういう友人か」まで書いた方がいいようです。私は「幼少期からの友人」と書いてもらいました。
「印または署名」に関しては、念のため自筆の署名も印も両方もらいましたが、片方でも問題ないそうです。
その他注意点
私が個人的に思う注意点なので、審査対象になっているのかどうかはまったく分かりません。念のため気を配った方がいいかも?という私の意見です。
誤字脱字、日本語がおかしくないかチェック
日本語パートナーズは、正式な教師ではありませんが、日本語の授業で教壇に立ちます。板書もします。「日本語教育に携わる人」になります。
そのため、応募書類に誤字脱字が多かったり、読んでいて不自然な部分があったら、日本語アシスタントとしての資質を疑われるかもしれません。
必ず何度も目を通し、間違いや違和感がないかチェックしましょう。私は友人にも読んでもらいました。
SNSに気を配ってください
最近いろいろと物議を醸すSNS。ツイッターやFacebook、インスタグラムなどをやっている方は、発信している内容が公的なプログラムへの参加者としてふさわしいか今一度振り返ってみましょう。
日本語パートナーズは情報発信も活動内容の1つなので、ネガティブなこと、日本語パートナーズとしてふさわしくないことを発信していたりすると、それがマイナスポイントになる可能性は否定できません。
本名でやられている方は言わずもがなですが、「仮名だから大丈夫…」というわけでもなく、例えネット上でも、問題のある言動を普段からしていると「リアル世界」での立ち振る舞いや面接での雰囲気などにも不思議と表れてくるものです。公的な場に立つとはどういうことか、応募前から意識した方がよいかもしれません。
応募書類が確実に届くよう念には念を
せっかくがんばって作成した書類が届かなかったらそれで終了です(泣)。
募集要項に書いてある日付は、「消印有効」ではなく「必着」です。前日の発送では、地域によっては間に合わないかもしれませんので、遅くても2日前、速達にすれば少し安心ですね。
また、安心のため追跡を付ける方もいると思いますが、追跡の注意点は、
- 「郵送のみ」の受付なので、運送会社のメール便などは使わないこと
- 簡易書留が一番無難
- 相手に受領印の手間をかけさせたくない方は「特定記録」というものもある
私は郵便物が建物に着いたことが分かればいいと思ったので(そこから紛失することはないだろうと思ったので)、「特定記録」を使いました。「特定記録」は、担当者への手渡しはなく、届け先のポストへの投函にとどまりますが、それでも十分だと思います。
料金は、郵便料金+160円です。窓口に出すときに「特定記録で」と言うだけでOKです。受け取った控えに書いてある追跡番号があれば、ネット上で簡単に配達状況を確認することが出来ます。
結果について
結果は「〇月末までに通知」とか「〇月下旬までに通知」とあるので、もしかしたら少し早く来ることもあるのかな?と思ったりしますが、本当にその末日ぐらいまでは来ません(笑)
「遅い!」とヤキモキしてしまいますが、期日を過ぎない限りは、問い合わせしない方がいいです。
※といっても、私は1回しか応募していないので早く来ることもあるのかもしれませんが、他の方のブログで読んだ様子とも併せて「遅め」ということが分かりました。
私が1次の結果を受け取ったのは、末日の前日でした。結果はメールで来ますので、そろそろ結果が来る頃だ、と思ったら、応募登録のときに使ったメールをチェックするようにしてください。2次選考(面接)の準備のボリュームもなかなかなので、1次を通過したら早めに取り掛かった方がいいと思います。
結果待ちの期間は本当にソワソワします…
あとがき
1次選考の書類、特に応募用紙は、正直なところ就職の履歴書よりもはるかに情熱を注ぎ、全力で作成しました(笑)そのぐらい、全力で書いた方がいいほど大切な部分です。
今までやってきたことを、限られたスペースでしかアピールすることが出来ないので、いかに分かりやすく、しかもすべてを書き尽くすか、頭を悩ませました。
自分のできることややりたいこと、どうして日本語パートナーズなのか、どうしてその国なのか…などと向き合ういいきっかけでした。皆さんもご自身と向き合いながら、書類の作成頑張ってくださいね!
1次を通過すると、健康診断と、和文・英文履歴書の作成があります。次回はこのことについて書いてみたいと思います。
1次選考を通過できるよう、お祈りしています! (2019.3.27 次の記事を追加↓)
(2019.4.2 面接についての記事を追加↓)
(2021年9月11日 多くの方がご心配されている英会話テストについて書きました。↓)
(2019.6.2 費用についての記事を追加↓)
(2021.8.11記事追加 「どんな人が日本語パートナーズに受かる?」について個人的な意見ですが率直に書いてみました↓)
(2021.8.11記事追加 日本語パートナーズの倍率について考察してみました↓)
(2021.9.2記事追加)
アジアに興味があって日本語パートナーズを検討されている方へ。アジア留学についても書いています↓
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