日本語パートナーズの2次試験、「面接」を迎える皆さんへ!
ツイッターなどで「英会話が無理だから日本語パートナーズに応募できない…」とつぶやいている方がチラホラ見受けられました。
それはもったいない!!
英語は、学校で学んだ下地があります。ですから、ゼロではありません。
私は日本語パートナーズに受かり、本当にゼロから現地語を学びました。
それに比べたら、英語は、「話し慣れていない」だけなんです!
今は「オンライン英会話」があります。
私が日本語パートナーズを受験したときの英会話のテストの内容と、私が実際に利用しているオンライン英会話の活用方法をご紹介します。
日本語パートナーズの英会話テストについて
多くの方が不安に思っている「日本語パートナーズの英会話テスト」。
日本語パートナーズのQ&Aにも、
英語で最低限の意思疎通が図れる程度、現地での生活に困らない程度のレベル(身の回りのできごとについて、知っている単語や表現で会話のやりとりができること)が必要です。
と書かれています。
私が受けた時も、面接内で英会話のテストは確かにありました。
実際にはどのような感じで行われるのでしょうか?
英会話のテスト、どんなことを聞かれる?
私が受けた数年前の話なので、テーマと出題形式は毎回変わるかもしれません。また、出願する国によっても違うという噂を聞きました。
ですので、あくまでも参考として見て頂ければ幸いです。
私が面接を受けた時は、受験者は私のほかに2人。合計3人のグループ面接でした。
約1時間のグループ面接の中で、英会話のテストは、最後の方に行われたと思います。(緊張で、結構記憶があいまいです笑)
私の時は、ネイティブや、海外の方と思われる面接官はいませんでした。
テーマは日本語で与えられたのですが、人によってテーマが変わっていました。
これはあくまでも推測なのですが、書類選考の時に書いた英語のレベル(TOEICの点数など)によって、難易度を変えているのかな?と思いました。
英語習熟度の高い受験者2名には、
「現地の生徒に紹介したい、日本の年中行事を一つ選んで、英語で話してください」
というテーマが与えられました。
もう1人は、あまり英語に慣れていない方だったようで、「英語で自己紹介」のようなテーマだったと思います。
私は「日本の年中行事」を出題されたのですが、これはある程度予測がついていたので、準備してありました。
しかし!!
なんと、頭の中で用意していた回答が、前の方とかぶってしまいました!!(私の回答順が二番目だったので)
…慌てて別な回答を考え、何とか乗り切りましたが…
こういう場合、丸暗記では対応できないので、普段から話慣れていることが必要だなーと痛感しました。
もうお1人、英語に慣れていらっしゃらない方は、途中で回答に詰まってしまいました。
その方は、派遣前研修にはいらっしゃいませんでした…。(合格できなかったのか、辞退されたのかは不明です)
英会話の結果だけで大きく合否が決まるかは分かりませんが、英会話が最低限出来ることが、日本語パートナーズの応募要件になっていますので、選考には多少なりとも関わると思います。
やはり英会話の練習はある程度必要です。
そして、出願する派遣国によっては、高いレベルの英語力が要求され、ハイレベルな英会話テストになる可能性はあります。
英会話のテスト、出題形式は?
これもあくまで私が受けた数年前の話なので、変わっているかもしれません。(あえて変えてくるという話も聞きます…)
私が受けた時は、
- 対話形式ではなく、短いスピーチ
- テーマは、日本語で面接官から与えられる
- テーマが与えられてから、考える時間は特に与えられなかった
という感じでした。
運よく、話す順番が最後であれば、考える時間はあるかもしれませんが、最初に当てられるかもしれません。
やはりその場ですぐに英語が出てくるように、日頃から慣れておく必要がありそうです。
英会話テストの長さ
面接での英会話テストはそんなに長くなかったです。1人1~2分といったところでした。(これも変わっている可能性はあります。)
ただ、1人で1~2分英語で話し続けるのは、話し慣れていないと結構長く感じると思います。
後述しますが、オンライン英会話などを活用してある程度話慣れておくことをオススメします。
英語力が高くないけど大丈夫?
同期に聞いた話だと、「英会話テストで上手く話せなかった!」と言っている人もいました。
それでも、身振り手振りを交えつつ、何とか話し続けて乗り切ったとのこと。
英語の正確性を競うテストではないので、英語が上手くなくてもいいんです。
日本語パートナーズは、現地語力に関しては、まったくなくても応募ができます。
そのため、緊急時には英語で状況を伝えられるかどうかが最低限求められます。
そういった理由から、面接では、
文法や語彙が正確ではなくても、何とか伝えようとする姿勢がある!
というところを見ているのだと思います。
正しい英語を話そうとするあまり、詰まってしまったら、現地でのトラブル対応の時に大丈夫かな、と思われてしまいますよね。
私も実際に現地(英語圏以外)で、家の電動シャッターの開閉リモコンが壊れ、家に入れなくなった時があります。
大家さんにトラブル内容を現地語で話すのはハードルが高すぎたため、英語で話しました。
それを聞いて大家さんが駆けつけてくれましたので事なきを得ましたが、本当に焦りました…
こういったトラブルは割とよく起きます。現地事務所から離れたところに配属される可能性もありますので(私はそうでした)、現地で助けてくれる人にコンタクトを取る必要はどうしても出てきます。
このようなトラブル時に、コミュニケーションを取る積極性があるかを見るために、英会話のテストがあるんですね。
言い方が分からない時に黙り込んでしまうとトラブル対応が前に進まないので、何とか伝えなければいけませんが、自分の知っている表現を用いてとっさに違う言い方を引き出すのは、ある程度の訓練が必要です。
面接もそうですし、トラブル時のような、緊張・緊迫した場面では、余計言葉が出てこなくなります。
英語の練習をお友達に聞いてもらうのもいいかもしれませんが、オンライン英会話は多少緊張感がありますし、講師に間違いを直してもらうことも出来ますので、オンライン英会話を活用して準備をしておくことをオススメします。
英会話テストの対策は?
普段から英語を話し慣れている私でも、かなりアワアワしてしまいましたので、対策しておくに越したことはありません。
先ほどから少し書いていますが、オススメは、オンライン英会話です。
オンライン英会話を活用しよう
現在、新型コロナウイルスの流行により、通学型の語学スクールには通いにくくなってしまいました。
また、通学型のスクール、しかもマンツーマンレッスンは高額なことが多いので、日本語パートナーズの面接対策にはオススメしません。
完璧な英語を学ぶ必要がないからです。
入会金や交通費をかけてまで学ぶのは、少し負担が大きいですよね。
フィリピンなどの英語圏への派遣であっても、派遣前研修でガッチリ語学が学べますので、現時点ではそこまで高額なコースを受講する必要はないかな、というのが私の意見です。
面接での英会話テストということで考えると、
- まずは「英語を話し慣れる」ことが大事
- 言い方が分からない時に、とっさに別の表現に言い換えが出来るか
- 緊張した場面でも言葉が出てくるか
といったポイントが挙げられるので、オンライン英会話でも十分かなと考えます。
オススメのオンライン英会話は?
オンライン英会話では、好みの講師を選び、レッスン予約をするのですが、フィリピン人講師しか在籍していないオンライン英会話や、日本人講師が日本語も交えて教えるためレッスン料が割高になっているオンライン英会話があります。
それでもよいのですが、私のオススメは、
- 多国籍の講師が在籍している
- 入会・休会にお金がかからない
- 休会もオンライン上で簡単にできる
- 受講料がリーズナブル、教材費不要
これらの条件を満たしている、
がオススメです。
オンライン英会話、1日1コマで足りる?
私が利用しているDMM英会話の最安値プラン「スタンダードプラン」は、1日1コマ(25分)を毎日受けることが出来ます。
25分って、結構短くない?足りるのかな?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実際に私もオンライン英会話やオンライン中国語に励んでいますが、1日に詰め込みで何時間も学習すると、脳が処理しきれないのか、あまり定着しないと感じました。
それよりも、1日1コマを継続で学習し、その都度少しずつ復習、という形が一番効率がいいと思います。
マンツーマンレッスンですから、25分間英語を話し続けるのって、やってみると結構な分量です。
英語学習歴の長い私でも未だに、DMM英会話のレッスンを受けると、そこそこ負荷を感じます。
ですから、オンライン英会話で1日1コマで十分です!
時間がない方は受け放題タイプがオススメ
ただし、準備時間がない方は、1日1コマでは心もとない…とご心配かと思います。
そのような方には、ネイティブキャンプがおすすめです。
何と、
予約不要で、レッスン回数無制限で受け放題
なんです!!
しかも!
無料体験レッスンは、7日間。
もちろんその間もレッスン回数無制限で、受け放題です。
これは、英会話テストに不安を抱いている方には救世主のような存在ですね。
ネイティブキャンプのいいところは受け放題だけではありません。
受講生はオンライン教材が無料で使えるのですが、その中に
「都道府県教材」
というものがあります。
各都道府県の名産や観光地などを、英語で説明するエクササイズです。
もしかしたら、面接でドンピシャかも?!(もちろん、当日までは分かりませんが)
いずれにしても、現地でも役立つスキルとなること間違いなし。
日本語パートナーズにはぴったりのエクササイズなので、ぜひ試してみて頂きたいです。
面接対策に、レッスン受け放題がちょうどいい!と思われた方は、こちらからネイティブキャンプのサイトに行ってみてください!(これ以下はDMM英会話の説明となります)
英語面接に向けたオンライン英会話の活用法
今回は、私が利用しているDMM英会話でご説明します。
オンライン英会話では、好みの講師を選び、レッスン予約をするのですが、DMM英会話には100ヵ国以上の国の講師が在籍しています。
日本語パートナーズの派遣先の国や地域出身の講師がいるかな?と思い、検索してみたところ、
- フィリピン
- インドネシア
- ベトナム
- タイ
- ミャンマー
- 台湾
出身の講師は所属しています!(2021年9月現在)
ご自分が応募される国や地域の講師に習えば、英語が習えるだけでなく、文化なども教えてもらうことが出来るので、超お得。
(※ただし、台湾出身講師は「中国語ネイティブ」の扱いになるので、スタンダードプランで受講することができないようです。)
会員登録がなくても講師の検索はできますので、スマホから講師を検索する方法をご説明します。
まず、DMM英会話のサイトに行きます。
「無料体験」のボタンを押すと、会員登録画面が出てきますが、まずは申し込まず、画面を下にスクロールします。
「レッスン予約・教材」のところを開きます。
「予約・講師検索」のところに入ると、会員登録がなくても講師を検索できます。講師のプロフィールページには、自己紹介動画が掲載されており、先生の雰囲気を知ることができます。
興味を持った先生がいたら、無料体験レッスンを受けることができますよ!↓
予約時のポイント
DMM英会話では、教材を用いて学習するカリキュラムのほかに、「フリートーク」が選択でき、細かな要望も書くことが出来ます。
日本人講師でない限り、日本語が読み書きできる講師はほとんどいないので、要望欄には英語で記載しましょう。
要望欄への記載例は、
I would like to practice giving some short speeches for my job interview.
といった形にするといいでしょう。
どのようにレッスンを進めていくかは、レッスンの冒頭で先生と話しあうとよいと思います。(その説明をするのもすごくいい練習になると思います!)
ただし、私の時がスピーチ形式だっただけで、対話形式に変わっている可能性はあります。変わっていても責任は負えませんのであしからず…
短いスピーチの練習
レッスンの冒頭などで、
The interviewer will provide the topic on the interview day. The topic should relate to Japan or Japanese culture.
などのように説明し、先生に何かトピックを出してもらうようにお願いするか、自分で考えて「これについてスピーチをしてみます」とするのもいいと思います。
(※すみません、盗用対策のためにこのブログはコピペできないようにしているので、上記の英文は紙にメモるか、スクショしてくださいね!)
ポイントは、その場でスピーチを考えて、どのぐらい話せるのかをやってみることです。
事前に作文をして読み上げるのも勉強にはなりますが、テーマがその場で与えれられるという特性上、「即興力」を鍛えた方がいいかと思います。
これは私の個人的な意見なので、時間がたっぷりある方は、作文を書いて添削してもらったり、自分で様々なトピックを用意して話す内容の枠組みを考えたりすると、とてもいい勉強になります。
テーマの例ですが、
- 学校・学生
- 国際交流
- 日本文化
- 日本の食べ物
など、日本語パートナーズに関わりそうな話題を自分で考えて、練習してみてください。
これは、現地での活動にも役立つと思います!
写真を見て描写する練習
また、DMM英会話には、「写真描写(Describing Pictures)」という、写真を見てその状況を英語で説明するというオンライン教材が用意されています。
目の前のものを英語で言い表すのは、思ったよりも難しいです。
実際に教材の写真を見てみると、1つの単語で言い表せない写真がたくさんありました。
例えば、
この写真を英語で説明してください、と言われて、日本のお弁当を知らない人に対し、英語で上手く説明できますか?(※これはDMM英会話の教材ではなく、例としてフリー素材の写真を使いました。)
「写真描写」、なかなかいい訓練になると思いませんか?
この練習のいいところは、物事を「翻訳」ではなく、「概念」で捉えることが出来るようになるということなんですね。
例えば、「お蕎麦」を翻訳して、"Buckwheat noodles"と言ったところで、「ふーん…」と言われることが多いです。笑
日本のことを知らない人には、
- どんな味なのか
- どんな具が入っているのか
- 熱いのか、冷たいのか
- 日本人はみんな常に食べるのか、それとも特別な時だけ食べるのか
などなど…ここまで言葉で伝えなければ、どんなものなのかを知ってもらうことができません。
日本語パートナーズの活動は、まさに「写真描写」のようなことの繰り返しになります。
特に、日本の食べ物を紹介する機会はすごく多いですから、物事を「概念」で捉える訓練をしておけば、日本語で教える際にも役立つスキルになります。
DMM英会話の写真描写の訓練で、そんな効果が生まれるなんて、一石二鳥ですよね。
食べ物以外にもたくさんの写真教材が用意されていて、受講生は無料で利用することができますので、利用しない手はありません。
もちろん、1からやらなければいけないということはなく、好きな教材を自分で選択することができますよ。
「写真描写、難しそう…」と思いますが、実は描写に使われる単語が載っていますので、それをどう組み立てて説明するかといったところに主眼を置くことができます。
あとがき
私もドギマギしながらも、日本語パートナーズの英会話のテスト、乗り切りました!
ポイントをまとめると、
- 完璧な英語を話す必要はない
- トラブル時にも意思疎通を図れるという前向きさが重要
- 身振り手振り、とにかく詰まらないようにする
- とっさの言い替えの訓練をしておく
- 写真描写のような練習をし、物事を「概念」で捉える癖をつけておく
- 緊張しても、常に笑顔で!!
などのポイントを押さえ、オンライン英会話などを活用してきちんと対策をしていれば、きっと大丈夫です!!
(※繰り返しますが、出題形式は変わる可能性があります。あくまでも、私の体験談を書きました。)
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