(2020.9.13) こちらの記事は2020年2月に書いた記事なので、現在状況が変わっております。入国に関する規制は外務省の公式な情報を確認してください。(参考として当記事を残しております。)
留学・ワーホリ(ワーキングホリデー)を計画していたのに、新型コロナウイルスによる肺炎が流行し、渡航するか迷っている…という方へ。(海外旅行に関しても似ているので、併せて書いてみます。)
海外旅行や留学・ワーホリを「落ち着くまで延期にしよう」とできる方はいいのですが、卒業時期が決まっている学生さんや、家庭・お仕事の事情で今しか無理!という方もいらっしゃると思います。中には、
- 一生に一度しか取得できないワーホリビザを既に取ってしまった
- 落ち着くまで待っていたらワーホリの年齢制限が過ぎてしまう!
という方もいるのでは、と…。心中お察しいたします…(泣)
今回はなかなか難しい話題なので、あくまでも「一意見」として参考にする程度にとどめて頂きたいですが、結論から言うと、
「ご自分で決める」
しかありません。身も蓋もないのですが…
他人の決定で行けるかどうかが変わるのは、日本政府や外国政府が命令を出した時だけです。「渡航禁止」「日本人の入国禁止」などと出さない限りは、行くこと自体は可能です。周りからどうこう言われる、というのはあるかもしれませんが、リスクや人生設計を鑑みて、ご自分で決めるしかない部分が大きいと思います。
ただ、「自分で決める」が前提だとしても、本当にどうしたらいいか分からない…という方もいらっしゃると思うので、「こういうプランはどう?」という代替案も書いてみたいと思います。(繰り返しになり恐縮ですが、こちらでは責任を負うことが出来ず、自己責任ということにはなりますが)
※随時更新していきたいと思いますが、この記事の「更新日」現在の情報とさせて頂きます。
感染症流行で海外留学・旅行をどうするべきか
(2020年3月5日追記) 日本からの入国制限を行う国が増えてきました。インドでは、日本からの渡航者が持つビザを無効にする措置を取りました。(既に入国している人は対象外とのこと)
このような措置が増えてくると考えられますので、必ず最新情報を確認するようにしてください。
既に予約をされた方
海外旅行や短期留学を既に予約してしまった方。
まず、外務省の「海外安全ホームページ」を確認し、渡航先の情報を入手しましょう。
ネットのニュースなどで、「外務省が出す感染症危険情報でレベル2(『不要不急の渡航は止めてください。』)以上が出るとキャンセル料がかからない」という情報を見かけますが、申し込んでいる旅行の形式によって違ってきますので、必ず手配している旅行会社に確認してください。
ツアーの場合は旅行会社で取りまとめているので、既に各旅行会社で、「〇〇ツアーは中止です」という決定がなされています。ホームページ等で確認し、問い合わせをしてください。
問題は、ツアーではなく、航空券やホテルなどを単独で予約した場合です。(航空券は航空会社を通して予約し、ホテルはExpediaで取った、等)
こういった場合は、渡航先にレベル2以上の感染症危険情報が発令されていたとしてもキャンセル料がかかる可能性があります。
ですが、キャンセル料以前に、
- そもそも飛行機に搭乗させてもらえない
- 行き先のビザが無効になる
- 入国制限が発令されていないにも関わらず、入国審査官の判断で隔離の指示が出る
などの事例が起きているという情報を目にしました。空港に向かう前に情報収集をし、問い合わせをしてください。
結局、どうするべきか
私の意見になりますが、短期の海外旅行や、短期留学であれば、キャンセル料を払ってでも延期した方がいいかもしれません。
せっかくいろいろ準備したし、キャンセル料も惜しいし、私はきっと大丈夫だし、と思うかもしれませんが、ウイルスは目に見えません。今回の新型コロナウイルスは、分かっていないことも多く、情報が錯綜しています。
在住者であれば土地勘もありますし、それなりのサポートも受けられたりするかもしれませんが、短期滞在の場合はいろいろと変更もしなければいけない上に保険の問題もありますので、リスクは高いと思います。万が一亡くなってしまったりなど、海外で何かあった時にはとても大変。
それでも行く!という方は、必ず海外旅行保険に加入し、
- どのような補償があるか
- 滞在延長になってしまった場合どのような対応をしてもらえるか
を確認するようにして下さいね。
3泊4日のような海外旅行は、仕事を辞めたりする必要もないので、必ずまたいつか行けます。残念ですが、今回はキャンセルも致し方ないと思います。(旅行業者の方々には申し訳ないのですが…)
延期が可能な方
※この項目以降は主に「中長期旅行(バックパッカー等)」や「留学・ワーホリ」を予定している方を対象に書いています。
まだ予約をしておらず、様子を見ることが出来る人、延期することが可能な人は、延期した方がいいかもしれません。特に、中長期の旅行(バックパッカー等)や留学・ワーホリを予定している方は、迷っていることと思います。
今回の件は、
- 収束が見えないこと
- 分からないことが多すぎること
- 治療法・特効薬がまだないということ
などから、
- 渡航先でかかってしまうリスク
- 日本に持ち帰ってきてしまうリスク
- それによって起こる影響
を今一度考え、「延期」という選択肢も視野に入れましょう。(必ず辞めるべき!とまでは言いませんが…)
色々と準備してきていると、延期の決断は勇気のいることですが、家族や知り合いのいない土地で体調を崩すことほど心細いことはありません。
なぜ、よりによってこの時期に…という気持ちも生まれますよね。とてもよく分かります。私も、海外で仕事をしたいのに、家庭の都合などでなかなか条件が揃わなかったことがあります。揃わない要因を嘆きながら、とある海外派遣プログラムの担当者の方と話した時に、
「仕事の実力なども大事ですが、行くためのすべての条件が揃うことも含めて『ご縁』なんです」
という一言を頂きました。
夢が叶わなくてもどかしい私には、すごくグサッと来る言葉でしたが、その通りですよね。自分のせいではない要因で夢が叶わないのは本当に悔しいのですが、現実にはそういうことが起きます。
でも、私はこの一言の1年後に海外派遣プログラムに合格し、夢を叶えました。だから、一度ダメになっても、思いを持ち続ければ叶います。今叶わないからと言って、今後「留学」や「世界一周」などが禁止されることなどないでしょうし、ワーホリも年齢制限まで時間がある方は、(ビザさえ申請していなければ)また志すことはできます。
「行きたいというモチベーションが消えてしまったらどうしよう」
という心配をされている方もいらっしゃると思いますが、それはそれで、
「やりたいことが変わった」
ということ。私も、何年も何年も情熱を注いでいたことが、急にパタッと興味がなくなってしまった、なんてことはあります。
海外正規留学を目指していたこともありましたが、いろいろな経験を積むにつれて、
「それは自分にとって必要なことではないな」
と思うようになりました。むしろ「無理に実行しなくてよかった」とすら思います。
逆に、私の海外派遣のように、諦めがつかず何度もチャレンジして実現したものもあります。
時間が経ってみて、分かることもあるので、「これも自分に与えられた『ご縁』なのだ」と受け入れ、今は「延期」という決断を下すのもいい経験になるのではないかと私個人としては思います。(あくまで私の意見です。)
延期できない方
こちらはなかなかシビアな問題です。
- 一生に一度のワーホリビザを既に取ってしまった
- 待っているとワーホリの年齢制限が来てしまう
このような方はなかなな難しい問題かもしれません。
ギリホリ(年齢制限ギリギリ)な上に、ワーホリビザを取得してしまった…!という方。ご自分の心の声に従いましょう。
家族が止めるから…周りがこう言うから…で決断すると後悔します。(でも、このブログで行けって言ったじゃん!というのも無しでお願いします…^^;)
自分の心が「まあいいか、別な形で海外に行けばいいし!」と言っているのか、「リスクを取ってでも、絶対に行く!」と言っているのか、向き合ってみましょう。
先ほども書きましたが、「あの時、無理して行かなくてよかったな」と思うこともありますので、「なんとしてでも叶えること」が全てではありません。その時は悲しくても、それでよかった、と思えるかもしれません。
まだ情報が錯綜している段階ですが(2020年2月現在)、日本以上に迅速かつ厳しい対応を取っている国が多い印象があります。渡航を検討している国が、どのような対策を取っているか、日本国籍を持つ者にどのような対応をしているか、など、調べておくようにしましょう。
ワーホリにこだわらないのも一つの手
ワーホリのいいところは、
- 勉強することと働くことが同時にできる
- 対象年齢の方ならビザ取得がさほど難しくない
ということだと思います。
たいていの人は「語学を学びたい」「海外で仕事をしてみたい」の「どちらかをメインにやりたい」と思っている人が多いように思います。
ワーホリビザでしか出来ないことはたくさんある!と思いがちですが、考え方によっては、ワーホリでなくても叶えられます。
ワーホリは、高い技術がなくても就労可能なビザが取れるというのはかなり大きいです。海外就職をしたり、海外派遣プログラムに受かるには、それなりの経験と技術が必要なことが多いので、「申請をすれば比較的容易に取得できるビザ」(国にもよりますが)はなかなかありません。
ですが、道はそれだけではないので、ワーホリに過剰にこだわる必要はないかもしれません。
「海外で仕事してみたい!」というのがメインであれば、例えば、JICAの青年海外協力隊のように、事前研修で語学を学び、自分の技術を生かして活動するという海外派遣プログラムもありますし、大学正規留学をすればアルバイトができる国もあります。
また、「お金がないからワーホリ」と考えている方は、代替案としてフィリピンでインターンをしながら英語を学ぶプログラムはいかがでしょうか。↓
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