「アジア留学は安いって聞いたけど、英語は訛りがあるんじゃ…」
「アクセントの強い英語が身に付いちゃったら、仕事では困るんじゃない?」
アジア留学には興味があるけれど、こういったことで足踏みしているあなたへ!
こんにちは!英文科卒で留学マニアの「むー」です!
以前「短期留学をおすすめする理由」について書きました。
今日は短期留学に限らずですが、人気の「アジア留学」について取り上げてみたいと思います。
特にフィリピン留学の熱が高まっていますね!でも、語学留学ならイギリスやアメリカじゃないと意味がないんじゃ?そう思われる方も多いのでは。
今まで、アジア留学はナシ!と思っていた方も、この記事を読んでいただけたら少し選択肢が広がるかもしれません。
英語圏留学かアジア留学か
短期だとしても、まとまったお金を使って留学するのですから、行き先や学校選びは気になるところですね。長期留学となればなおさら。留学先を選ぶポイントをご紹介します。
惹かれるかどうかが大事!
私の個人的な意見ですが、
「あなたの惹かれる国」
でいいのではと思います。「この国に行けば箔が付きそうだから」などという理由だけで留学先を選んだら、きっと後悔すると思います。
長期留学の場合は、「この国のこの大学でなければ」という場合もありますが、短期留学の場合は観光という側面もありますし、「ビーチリゾートが好きだ」とか、「この国の音楽を生で聞きたい!」とか、そういう好みで選ぶのも私はアリだと思っています。なんでも貴重な人生経験、興味があることを体験するのは大事ですよ。
もちろん費用に関しても留学先を選ぶうえで重要なポイントですが、距離の近さ等で航空券の値段も変わりますし、例えば東南アジアは物価が安いので、全体の費用も変わってきます。物価が安いというのは本当に助かります。物価が高い国は、それだけ発展していて便利だということもありますが、とにかく節約節約をしなければならないので、観光に行けない、外食に行けない、など、味気ない日々になってしまう可能性があります。
留学生は勉強だけしていればいい!という意見もあるでしょうけど、リフレッシュのない海外生活ほど孤独でキツイものはないと思います。費用ギリギリで留学するようなことのないように計画してくださいね。(←人のこと言えない私ですが)
アジア留学で心配な英語の訛り(アクセント)
この辺は個人の考えやこだわりもありますので、何が正しいということはありませんが、少し考察してみたいと思います。
いまやアジアの「英語」も「英語」
「英語圏」と呼ばれる国でも、地方では強い訛りがあったり、移民が多い都市では、英語以外の言語が飛び交い、店員さんや駅員さんの英語がいわゆる「ノンネイティブ」である場合も多いのが実情ですから、「英語圏留学をすれば英語学習に完璧な生活環境」とは言い切れないかもしれません。
訛りがあるから…という理由だけで、アジア圏で興味のある国を除外してしまうのはもったいないです。考えてみてください。皆さんが日本で国際的なお仕事をすることになった場合、アジア圏の人たちと仕事をすることも多くなるのではないでしょうか?
いろいろなアクセントに触れることは実は大きな収穫ですし、今やどんな英語も「英語」なのです。イギリス人が話す英語も、フィリピン人が話す英語も、アフリカ人が話す英語も、日本人が話す英語も、「英語」なんです。あ、この国の人はこういうアクセントを使う傾向にあるんだな、ということを、マイナスに捉えるのではなく「興味を持ってみる」と、自分の英語の引き出しが広がると私は感じています。
その国の「英語」は歴史や文化がつまっている
例えば、シンガポールの英語は「シングリッシュ」と呼ばれ、中国語やマレー語の影響を受けた訛りの強い英語と言われています。しかし、日本で会ったシンガポール人の英語教師の女性はきれいな英語を話していましたので、おそらくカジュアルとちゃんとした場は分けているんだと思います。
一口に「英語」と言っても、それぞれの文化や母語の影響を受けて英語が変化していくのは本当に興味深いです。ただ単に「強い訛り」だとしてしまわずに、この国の英語はなぜそう変化していったのか興味を持つことも、その国を理解する意味で意義深いことだと思います。
ネイティブかどうかより、「プロ」かどうか
私は英会話を教えていたことがあるので、これは「日本人英会話講師あるある」かなあと思うのですが、日本人のニーズってどうしても、
「ネイティブに習いたい」
なんです。(ここで言う「ネイティブ」は、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど、日本の英会話スクールで「ネイティブ」とされている国とします)
悲しいことに、
「大学で英語や教育やTESOL(母国語が英語でない人向けの英語教授法)を勉強し、英語教育に情熱を注いでいる日本人の英会話講師」
より、
「とにかくネイティブに教わりたい」
そんな声がよーーーーーく聞かれます(泣)
もちろん、日本にいるネイティブ講師はプロ意識の高い、情熱のある人たちばかりですし、だからこそ日本まで来て教えているのだと思いますが、
何よりも大事なのが、先生が日本人だろうがアメリカ人だろうがフィリピン人だろうが、「情熱を持ったプロの英語教師」であること。それに尽きます。
要は、
「ネイティブかどうか」
だけで判断するのはものすごく危険ということです。
私が留学経験のあるイギリスでは、格安の学校になると、本業は別にあるアルバイトの先生が少しの研修を受けて留学生に教えている…なんてこともありました。
物価の高い国だとそういう学校でもそこそこの学費がかかり、高い宿泊代や交通費を払って通学することになってしまいます。
それでも、ネイティブだったら誰でもいい、というのであれば、下手な学校に行くよりも英語圏にワーキングホリデーに行って、ネイティブのお友達を作った方が早いかも…
私たちも、何も勉強せずに外国人に日本語を教えてくださいと言われたらすごく難しいですよね。それと同じなんです。ネイティブだからみんないい先生、とは限りません( ;∀;)
もちろん、行ってみないと分からない部分は多いですが、最終的には所属している先生の経歴や資格を見て判断するようにしてください。信頼のおける留学エージェントであれば学校を生で視察しているはずですので、相談してみると確実です。
オンライン英会話でフィリピン英語を体験!
「オンライン英会話」をご存知ですか?DMM英会話など、最近はCMなどでも見かけるようになりましたので、ご存知の方も多いと思いますが、Skype(スカイプ)などのインターネット電話を通じてレッスンが受けられる英会話スクールです。
この「オンライン英会話」の特徴は、フィリピン人の先生が多いということ。そもそもオンライン英会話はフィリピン発祥とのことなので、フィリピン人講師が圧倒的に多いです。
アジア留学に興味があるけど、アクセントが心配だなあ…と思う方。講師のアクセントがどのくらい気になるか、オンライン英会話を試してみれば解決するかもしれません。
英会話講師はよく訓練されていて、「聞き取れないほどの訛り」がある講師はほとんどいません。特にDMM英会話は、フィリピン人講師だけでなくたくさんの国籍の講師が在籍しているので、留学準備も兼ねて受講してみてはいかがでしょうか?いろんな国のアクセントに慣れることも、海外生活では重要になってきます。
月6,000円以下で毎日レッスンが受けられるDMM英会話のほかにも、1回のレッスンが300円前後で、受けたレッスン分だけの支払いという破格のオンライン英会話エイゴルもオススメ。こちらはフィリピン人講師のみですが、納得いくまで何回でも無料体験を受けることが出来ます。
あとがき
いかがでしたでしょうか?訛りに関しては、さまざまな捉え方があり、「これが正解」というものはありません。ご自分が最も重視するものは何かを考えながら、留学先を選んでくださいね。
次の記事で、日本人にも留学しやすい、アジア留学人気の国と、アジア留学のメリット・デメリット、本当は教えたくない穴場の英語留学先まで一挙公開したいと思います。
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