- 語学好きなので英語だけではなく他の言語にも興味がある!
- 英語ではない言語を学習して個性にしたい!
- 英語ばかりやっていたらちょっと疲れてしまった…
こんにちは!今は中国語にドはまりしてしまった、MowTime(もータイム)管理人のもーもーです!
「英語、英語」の日々、疲れちゃいましたか?
私も、英語が好きだとは言え、疲れてしまってまったく勉強しなくなる時期って定期的に来るんです。(今は中国語ばかりやっています笑)
そのときにオススメなのが、「別の言語を学んでみる」ということ。
今回は「比較的、やさしいと言われている外国語」を紹介します。(私自身が学んでみて、やりやすいかも?!と思ったものも含めます。)
実は、今回ご紹介する言語は、全部取り組みました。笑
単純に、英語には興味がなくて他の言語に興味がある、という方にもおすすめの情報。
取り組みやすい理由と、テキストも併せて紹介していきたいと思います。
学習するのにおすすめの言語
日本で比較的ポピュラーな言語から、そうでないものまで、私の学習経験(知識は浅いですが…)をもとにご紹介していきます。
もちろん、「外国語の習得」ですので、語学学習としては比較的やさしいとされているものの、「超簡単にマスターできる、という意味ではない」という前置きはしておきます。
韓国語
お隣の国・韓国の言語ですね。ハングル文字が特徴的で、日本語の文法に似ているので学びやすいと感じました。地理的にも近いため、英語以外の言語としては使用頻度も高めでしょう。
文法は似ているものの、ハングル文字や、「連音化」というリエゾンのようなものがあり、それらの点が少し慣れないかもしれません。
それでも、私の母は50代で韓国語を習い始め、10年も経たないうちに韓国人とコミュニケーションを取れるようになりました。
日本人にとって学びやすい言語であることは間違いないです!
余談ですが、日本人が留学すると、付き合いやすい外国人留学生はやはり韓国人だったりします。留学を予定している方は、韓国語も少しできたら、韓国人留学生とさらに仲良くなれるかもしれません!
おすすめポイント
- 語順が日本語と同じ
- 単語の発音が同じまたはよく似ているものがある
つまづきやすい点
- ハングル文字をマスターするのに少し時間がかかる
- 日本語にない発音、連音化などがある
オススメの書籍
私も母と一緒に少しかじりましたが、ハングル文字は最初にきちっと学んだ方がいいと感じました。難しそうに見えますが、パズル感覚なので、やっていると楽しくなります。
そのパズルのような仕組みが漫画で分かりやすく説明されているこの本がおすすめ。パソコンからでしたら下記リンク先から中身を数ページを見ることができます。
旅行フレーズではなくきちんと文法を勉強したいという方にはこちら。別冊付録で「重要文法のまとめ&単語リスト」が付いているので便利です。
台湾華語
台湾華語って、特別な言語なの?と思われるかもしれませんが、
中国語
です。
えー?中国語って、難しいんじゃないの?!と思いますよね。
私も難しいというイメージがあったので、ずっと避けていましたが、台湾に長期で行く機会があったので、行く前に集中的に学びました。
台湾華語と呼ばれる台湾の中国語は、繁体字という画数の多い漢字が使われています。
中国大陸の文字は、簡体字という、画数が少ない、省略された漢字です。中国語といえばこちらのイメージではないでしょうか?
それもそのはず、日本で売られている中国語のテキストは、ほとんどが「簡体字」のものです。
ですが、台湾などで使われている繁体字を見て思ったことは、
「日本人には繁体字の方が馴染みがある」
ということ。
「昔の、画数の多い漢字、旧字体と共通するものが多い」と言えば何となくイメージが湧きますか?
単語の意味も、完全に共通というわけではありませんが、同じだったり、似ていたりするものが多いです。
私は英語を始め、いろいろな言語をかじってきましたが、漢字の文字を見て直感的に意味がつかめることは、他の外国語学習にはない大きなアドバンテージだなーと感じます。
ただし、中国語は発音が違うと、通じないことが多いので、発音はかなり厳密に行わなければなりません。特に、声調と呼ばれる、上がったり下がったりするイントネーションに関しては、間違えると別の意味になり、通じません。
机上での学習だけだと、そこの壁を越えることが出来ないので、オンライン中国語で会話練習をされることをオススメします。
おすすめポイント
- 日本の旧字体に近いので、簡体字に比べてとっつきやすい
- 漢字を見ると、直感的に大体の意味がつかめる
- 英語の文法に近いので、英語の学習経験が役立つ
つまづきやすい点
- 発音・声調はかなり厳密
- 繁体字のテキストが少ない
- 画数が多いので、レッスンなどで書き取るのが大変
※注意:台湾語は別の言語です
「台湾華語」と「台湾語」は別の言語ですので、ご注意を。
中国語がやりたい方は、「台湾語」のテキストを間違えて買わないように気を付けてくださいね。
「台湾華語」は中国語ですが、「台湾語」は「台語」(タイユィ)と呼ばれる、中国語とは別の言語です。
若い人は台湾語が話せない人も増えてきているそう。
オススメの書籍
よくある会話集?と思いきや、初級で重要な文法ごとにたくさんの例文が掲載されており、分かりやすいです。
分厚い教科書でやる気をなくしてしまうことも多いので(笑)、まずは繁体字ってパッと見でどのぐらい分かりやすいのか、このテキストを使って見てみるのもいいかもしれません。
スペイン語
スペイン語圏は、スペインだけでなく中南米各地にある上、アメリカでもスペイン語を話す人は多くいますので、「たくさんの人が話している言語がいい」という観点で考えればスペイン語という選択肢はありだと思います。
JICAの青年海外協力隊の派遣先にはスペイン語圏がたくさんありますので、中南米地域に興味がある方は応募前から学習しておくのもいいでしょう。(希望通りの国になるとは限らないそうですが)
旅行者を惹きつけてやまないキューバもスペイン語ですね。キューバは英語が通じないところも多いそうで、旅行を検討されている方はスペイン語を学習しておいた方がよさそうですね。
おすすめポイント
- 基本的には英語と同じ文字や語順(語順は、英語よりは柔軟)
- 発音が日本語の母音と似ている
- 話者人口が多いので仕事でも使える可能性がある
つまづきやすい点
- 動詞の活用や、男性名詞や女性名詞がある
- 巻き舌が苦手な人は「r」の発音がつらいかも
オススメの書籍
スペイン語は、人気の言語でありながらあまりテキストの数が多くないのが現状です。
ちょっとかじってみたい、という方にはこちら。あいさつや簡単なフレーズに加え、初歩の文法も紹介されています。
CD付き オールカラー 基礎からレッスンはじめてのスペイン語
こちらは初歩の初歩から始める方よりは、ちょっとかじったことがあるレベルの方におすすめ。分量もたっぷりの384ページ。上級レベルの文法まで網羅されているので、ガッチリ勉強したいという方にはこの一冊です。
インドネシア語
意外に思われるかもしれませんが、お次はインドネシア語。
前述の韓国語は、「日本人にとってはやさしい」ですが、インドネシア語は、世界的に見ても最も簡単な言語の1つと言われているんです。
実は私もかじったことがありますが、確かにシンプルだなと思う部分がたくさんありました。
名詞を2回繰り返すと複数形になるとか、語学学習で悩まされる「時制」がない(あるものもあるそうですが)など、「それでいいの?!」と嬉しくなってしまいました(笑)
インドネシア語が分かるようになると、よく似ているマレー語(マレーシア)にも応用できるので、インドネシア語は私個人的におすすめの言語です。
おすすめポイント
- 英語と同じアルファベットで、発音もほぼローマ字読み
- 名詞を2回繰り返すと複数形になる
- 動詞の時制(過去や未来)の区別がなく、時間を表す言葉を入れるだけ
- マレーシアのマレー語とよく似ている
つまづきやすい点
- 語形変化がない代わりに、基になる「語幹」に接頭辞、接尾辞をつけて派生語を作る点が複雑かも
- 教材や教室、ネット上の解説が少ない
オススメの書籍
インドネシア語の教室では定番のテキスト。私もちょっと習ったときはこのテキストでした。文法事項は網羅されているので、きちんと基礎を学びたい方におすすめです。
スワヒリ語
タンザニアやケニアで話されている言語「スワヒリ語」。私は実は、今も現在進行形で学習しています。
ライオンキングで有名になったフレーズ「Hakuna matata(ハクナマタタ)」はスワヒリ語で、「問題ないよ、どうにかなるさ」という意味。
そして、登場人物の「シンバ」はスワヒリ語で「ライオン」という意味なんです!ですから、サファリに行って、ライオンを見たら、全部が「シンバ」!
まったくなじみがないと思っていたスワヒリ語でも、こういう話を聞くと、なんだか楽しくなっちゃいますね。
スワヒリ語は「名詞クラス」というちょっと他の語族にはない文法事項があり、少し難しい部分もあります(ここでは省略しますが、興味がある方は調べてみてください)。
基本的にはとてもシンプルなのでアフリカに興味がある方は取り組んでみても面白いと思います。
オススメポイント
- 英語と同じアルファベットで、発音もほぼローマ字読み
- 日本でスワヒリ語が出来る人はかなり少ないと思われるので、話題性はある
- アフリカの発展により、今後の需要が高まる可能性はある
つまづきやすいポイント
- 「名詞クラス」(名詞にいろいろな接頭辞が付く)というものがややこしい
- 外来語(日本語でいうカタカナ語)があまり使われていないので、どれも新しい単語として覚えていかなければならない
- インドネシア語と同様、教材や教室、ネット上の解説が少ない
オススメの書籍
少しかじってみたいという方にはこちらがおすすめ。分量は少なめで、初歩的な語彙と文法の説明がされており、CDもついています。後半は旅行で使えるような例文がたくさん載っています。
せっかくなのでちゃんとやってみたいという方は、こちら。前述の「名詞クラス」についてもきちんと説明があり、文法は一通り網羅されていて、初学者が知りたいことは大体書いています。
あとがき
やってみたい言語はありましたか?
私は大学の第二外国語はドイツ語で、上記の言語以外にも、ロシア語やアイスランド語などにチャレンジしてみましたが、これらはかなり難易度が高かったです。
インドネシア語は世界的に見てもやさしいとされているので、チャレンジしてみるのも面白いですね。文字さえクリアすれば、日本語と文法も似ていて、教材や教室もたくさんある韓国語もおすすめです。
今は結局、台湾華語にドはまりして、オンライン中国語レッスンにいそしんでいますが、「中国語は難しい」という前評判は、半分当たっていて、半分違うかな~と感じています。
やっぱり、漢字の意味が分かるのはめちゃくちゃ大きいです。そして、台湾人の先生達が優しいので、それも続けられている要因になっています。
語学学習が続くかどうかは、色々な要素が関わってきますので、一般論の「難しい」はあてにならないと感じます。
ですので、ちょっとでも興味があればぜひ取り組んでみてくださいね!!
(2021年9月9日追記)「英語以外の言語を勉強するとしても、やっぱり英語もやっといた方がいいかな…」と思われている方は、こちらの記事をぜひお読みください。↓
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