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雑記

「自分は何も出来ない」と悩む。得意なことに気付くコツとは!

投稿日:2018年10月19日 更新日:




私って何もできないなあ…と落ち込んでしまうこと、ありますよね。

私もそう思ってしまうこと、あります。

意外なことに、何かで活躍している人でも、そう思ってしまうようなのです。

日本には「謙遜」の文化があるので、人から褒められても、「いやいやいやいや、そんなことないです、全然まだまだ、へたくそです。。」と、自分を下げてしまいがちですよね。

また、「お世辞に違いない」と、誉め言葉を信じなかったりもしますよね。

でも、そうしているうちに、自分は何が得意なのか、本当に分からなくなってしまいます。

今日は「自分の得意」に気付くための心の持ち方を考えていきたいと思います。

自分は何もできないと悩む原因

人間、まったく何も出来ないはずはないのですが、「何もできない」と悩んでしまうことがあります。

「自分は何もできない」と悩んでしまうのはなぜなのでしょうか?

得意なことは見えにくい

「自分が得意なことが分からない」

という人は、

「自分は何に『自然に』長けていて、易々とできてしまうか」が分からない場合が多いのかもしれません。

この『自然に』というのがポイントでもあり、厄介な点でもあります。

なぜ厄介なのかというと、

「自分にとってはたやすいことなので、みんなも同じようにたやすくできると思っている」

または

「当たり前すぎてすごいことだと気付いていない」からです。

苦労は印象に残りやすい

日本にはどこか、

「苦手なことを克服すること」を美徳とするところもあるのがさらに厄介なところで、

「苦労して苦労して、少しできるようになったこと」

というのは

「印象に残りやすい」のです。

(注意しなくてはいけないのは、この場合の「苦労」とは、喜びがなく、本当につらくて仕方のないことです。プロのアスリートを目指すとか、起業するとか、そういう「苦労」は本人は案外楽しんでいたり、それと引き換えに得る喜びがとてつもなく大きかったりするものです)

 

問題なのは、苦手なことというのは、努力を重ねても「まあまあぐらい」のレベルで終わってしまうこともある、ということ。

稀に、本当に才能があったことに気付かずに生きていて、それが訓練によって開花することもあります。

ただ、

少しでも「やりたい」と感じることが、

「胃が痛くなるほど憂鬱な、苦手なこと」

であるでしょうか?

 

例えそれが正解だとしても、私はそれに取り組みたくはありません…(笑)

易々とできてしまうことが「才能」

前述のとおり、自分が得意なことって、自分では面白いほど気付きません。

だから、親しい人に思い切って聞いてみるのがいいんです!

私が何気なくやってるけど、すごいことってなに?」

と。

照れくさいですけどね。

 

私は、その場でパッと考えて話すのが得意なようです。

急に、スピーチしてくださいとか、ラジオに出演してくださいと言われても、平気で話せます。

あとは、

「思い立ったらすぐ海外に行く」
「会社を辞めることに抵抗がない」

です(笑)

でも、それが「誰にでもパッとできることではない」ということに、最近気付きました。嫌味でもなんでもなく、誰にでもできて、それが普通だと思っていました

 

そういう、自分が得意としていることを口に出すと、

「傲慢だ」
「いい気になっている」

などと批判されてしまう文化であることも、自分の特技に気付きにくい原因になっていると思います。

 

自分の「得意」に気付きやすくなる方法

ではその、見えにくい「得意なこと」に気付くにはどうしたらよいのでしょうか。

「上手い」ことは素直に認めてOK

人から褒められたことを、「そんなことない」「きっとお世辞だ」と片付けてしまわず、

「そっか!私ってそれ、上手いんだ(得意なんだ)!!」

と受け入れてみませんか?

照れくさいですし、口に出す必要はありません。心の中できちんと意識すれば、それでOKです。

私がかつて習っていた楽器の先生が、

「自分で上手いと思うことは、自己中でも傲慢でもないんですよ」

と言っていたことがとても印象的でした。

「私って上手いんだ!」と思うからこそ楽しいし、このいい演奏を届けたい、と思うのは当然です。

 

商売をしていて、よくないものを進んで売るでしょうか?(会社から強制されているなど、事情はさまざまあるかもしれませんが…)

本来は、「いい商品だからこそ、勧めたい」と思って売りますよね。

 

だから、それでお金を取る取らないにかかわらず、

「自分という商品の価値は高いんだ!」

と認識することはなにも傲慢なことではありません。

そう認識したうえで、さらに上を目指せばいいだけのことなのです。

 

人から何か褒められたら、

「あ、これが私の才能かもしれない!」

って、素直に受け取ってみましょう。

「ありがとう」で自分の才能を認める

人からの「褒め言葉」を素直に受け取るコツは、何かを褒められたときに、

「いやいや、そんなことはないです…」と答えるのではなく、

「ありがとう!嬉しい!」と喜ぶことです。

それは、あなたのやったことや、あなた自身の価値を褒められ、それを「その通り!」と認めたことになるからです。

ちょっとしたことなのですが、日本の文化や今までの慣習があるので、最初は難しいかもしれません。

でもこれからは、意識して「ありがとう!」を言ってみましょう。そして、どんな分野で褒められやすいか、きちんと把握することも大切です。

「いやいや、そんなことない」と謙遜していると、「褒められたことを切り捨てている」ことになるので、たくさん褒められているはずなのに、覚えていないんですね。

それでは、得意分野に気付くきっかけすら失っていることになってしまいます。

「褒められ慣れる」ことで、あなたの輝ける分野が、だんだん分かってきますよ!!

 

まとめ

なぜ「自分は何もできない」と感じてしまうのかについて考えてみました。

  • 得意なことはみんなできると思い込んでいる
  • 苦労して何かを身に付けた過程は印象に残りやすく、それが例え「まあまあの出来」でも「これが得意」と思い込んでしまう
  • 自分で自分のよさを認めることは傲慢でもなんでもない
  • 褒められたら、謙遜するのではなく、素直に「ありがとう」を言う癖をつけてみる

得意なことは、「見えていないだけ」で、誰にでも必ずあるはずです。これらのことを意識してみて、「埋もれていた自分の得意なこと」にどんどん気付いていきたいですね。

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