自分がやっていることが正しいのか分からなかったり、他の人がやっていることが羨ましいと悩んでいる方へ。
人それぞれ役割は違う
好きなことを優先するあまり、「職歴」に関しては相当自慢できない感じになってしまった私です。。そんな私が、古い友人とバッタリ会ったときのお話です。
友人が立派になっていた
あまりやりたいことがなく職を転々としていた友人がいました。
久々に再会することがあり、聞いてみると、看護師さんになっていました。最初は准看護師だったそうなのですが、働きながら勉強し国家試験に合格、晴れて正看護師になったそうです。
私は素直にうれしくて、よかったね~~~!と思いました。
でもちょっとだけ、私はどうして彼女と違うのだろう…好きなことはしているけれど、雇われて働くことが出来ない、真面目に生きていない…と自分を責めてしまいました。
雇われて働けない自分を責めた私
私は新卒で正社員の職に就いたものの、2年も持たずに退職、、その後「正社員」として働くことはありませんでした…好きなこと優先という考え方なので、短期の仕事で繋いで、お金が貯まると海外に行ったり、音楽を演奏する旅に出たりしていました。
私もいい加減、雇われて真面目に長期で働くべき…そんな葛藤が生まれました。
でも、できない。やりたいことへの情熱の方が強い。気持ちは振り子のように行ったり来たり。
そんな自分を責めるばかりで、いつも焦りの気持ちを抱えて過ごしていました。
自分の得意分野で人を幸せに
「誰にでも出来ることではない」
「私はフラフラしていてダメだなあ」と、その看護師になった友人に何気なく話したところ、
「何言っているの!誰でもパッと旅に出たり、その国に長期で滞在したり、人前でパフォーマンスしたりなんてできないんだよ。その話を聞いたり、滞在記を読んだりして、私も旅に行った気分になってホントに幸せなんだよー!」
と言ってくれました。
私がやっていることは、お金にならないことの方が多いです。でも、自分が限りなく情熱を注げることなら、仕事かどうかは関係なく、お金をやりくりしてチャレンジするのが私のスタイルです。
それでいいのかどうか、葛藤はありましたが、友人の言葉でとても救われ、それと同時に大切なことに気付きました。
どんな分野でも役に立てる
「誰かを幸せにすること」が生きる目的だとしたら、私のやっていることが誰かの役に立っていたんです。自己満足で好きなことをやっている部分も大きかったので、私の旅先での経験を発信することによって、幸せな気持ちになる人がいるなんて、考えてもみませんでした。
私ようなの生き方を批判する人たちもいますが、よく考えたら、その人たちに何の迷惑もかけてはいません。批判する人の言葉を真に受けて辞めてしまっても、相手が喜ぶだけ。あなたに何のメリットもありません。
だから私は、友人の言葉でハッとして、私はこのままのスタイルで行こう!と決めました。
それが、「神様から与えられた人生の役割」かもしれないと気付きました。
自分でそう思えば、それでいいのです。私のように、誰かのヒントで気付くことはありますが、誰かに決められたり、批判されて辞めたりするものではありません!
皆さんも、例え多数派と思われる生き方とは違っていても、今現在お金を稼ぐことにつながっていなかったとしても、それがあなたの役割で、そのおかげで幸せになっている人がいるかもしれません。それがどんな分野でも、です。
人をだましたり、犯罪行為をしたりするのはダメですが、それ以外なら、どんな分野でも、どんなスタイルでも、あなたが決めていいことなのです。
人は文句を付けたい生き物
人って、
- 文句を付けたい生き物
- 未知なことは恐れる→止めようとする
- 心配しているから批判的なことを言う(「余計なお世話」であることが多いですが…)
こういうところがあるんじゃないかと思います。人にもよりますが、全力投球でチャレンジをしたことが無い人ほど、簡単に人を批判したり馬鹿にしたりします。
だから、批判されたり馬鹿にされたりする場面に遭遇したら、「あなたが全力投球でチャレンジしている証拠」でもあるのです。
取り組んでいる分野も誰かの幸せや発見に繋がるかもしれませんし、それ以前に「あなたの全力投球」が誰かを勇気づけるかもしれません。
幼少期の願望を思い出そう!
まだ「役割」がピンとこない方。
多くの大人は、損得で物事を考える癖が付いています。純粋にやりたい!と思うことがあっても、無意識のうちに「その分野だと収入が…」「人からは批判されそうだ…」などと損得で考えてしまい、気持ちに蓋をしてしまいます。
ヒントは、「子供のときの興味」です。
純真無垢な子供時代は、純粋に自分のやりたいことをやりたい!と思うのですが、親や先生に「ダメ」「そんなことやってどうするの」「勉強しなさい」と言われているうちに、自分の純粋な願望を忘れてしまうのです。
子供のときはあの分野に何となく興味があったなあ…というものはありませんか?
私が憧れていたのは、
- 客室乗務員
- 英語が話せること
- 楽器が弾けること
でした。客室乗務員にはなりませんでしたが、「海外」「音楽」という部分で、子供の頃の気持ちは変わっていないことに気付きました。
なかなか思い出せないこともありますし、既に取り組んでいても正しい方向に進んでいるのか確証が持てない場合もあります。そんなときは、子供のときのアルバムを見るとか、文集を見るとか、何でもいいので、少しずつヒントを集めていきましょう。子供の頃にワクワクしたことをしっかりと思い出してみましょう。そこで、あなたの役割が見えてくるかもしれません。
このブログも、誰かのお役に立てていたらいいなと思います。
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