今回は、数日~数週間の海外旅行・留学にオススメの情報、
「海外で役に立ったもの」
を書いてみます。
短期の旅行から、長期・短期留学、そして海外赴任と、さまざまな形式の海外滞在を行ってきました。荷造りにはいつも頭を悩ませています。
今回ご紹介するのは、その経験から分かってきた旅のアイテムですが、特殊な便利グッズというわけではなく、あくまでも100均などで買える「日用品」が多いです。トラベル用品コーナーを見ている時には逆に気付かないような、普通の商品。
日本にいると当たり前のグッズも、いざ現地で買おうとしたら手に入らない…どこで売っているのか分からない…ということも。
行く環境によっても必要なものが変わりますし、人によっても外せないものは違うと思いますので、あくまでアイデアの一つとして読んでいただければと思います。
現地で困らないために
まずは、旅行会社などで配布している「持ち物チェックリスト」で一通り、一般的な持ち物も確認してみてください。
旅行前はバタバタしていて、大切なものでも入れ忘れてしまう恐れがあります。
私は忘れやすいタイプなので、出発の1ヶ月ぐらい前から、思い付いた時点で持ち物を入れておくボックスを用意しています。そうしておけば、あとは荷造りのときに詰めるだけ。本当にこんな感じの段ボールに投げ込んでいます(笑)↓
スーツケースに投げ込んでおいて、出発前に整理するというのでもいいと思います。メモでもいいんですが、メモに書かれたものを荷造りの時にひとつひとつ引っ張り出すのもそれなりに重労働。
それなら思い付いた都度、引っ張り出しておくのが早いかもしれません。荷造りも、「コツコツ」です(汗)
買いに行けないリスクに備える
ただでさえ飛行機に乗る時は重量制限がありますし、元々あれこれ持って行くのが好きではないので、荷物はいつも少なめ。「必要になったら現地で買えばいいか~♪」と余裕をこいて現地入りしたところ、
- 宿が市街地から離れている、交通手段がない
- 忙しくて買いに行けない
- 現地では売られていない、なかなか見つけられない
ということで困ってしまったことが何度かあります。日本では一般的な商品だけれど、その国では一般的ではない、品質がよくない、ということも起こりがち。
買うよりも併用できるグッズを!
例えば、キッチンが付いている宿で自炊をする、となった時に、調理器具や食器はあるけれど、食品用ラップや輪ゴムなどのちょっとした消耗品がない。じゃあ買おう!と思いますが、長期滞在でない限り、1箱買っても使いきれませんよね。
共同の宿なら寄付できる場合もありますが、そうでない場合は捨てるしかないことも。それは環境にも優しくないので、
- 使いそうな分量を持って行く
- 代用・併用できそうな便利グッズを持って行く
このどちらかになると思いました。
とにかく、限られた荷物の中で生活するので、
一つあれば、たくさんのことに併用できるもの
これがポイントですね。
それでは、役に立つ持ち物を見ていきましょう。
100均で買える!役に立つ日用品
これからご紹介するものは、便利グッズというよりは、ありふれた日用品。「これいらなくない?」という声が聞こえてきそうですね(汗)
でも、行先は、住み慣れた環境ではない海外。実際に、どんな場面で役に立ったのかもあわせて書いてみますね。
タッパー類
タッパーって角ばってるし、邪魔にならない…?と思いますが、実は結構役に立つんです。
通常、大きなスーツケースは空港で預け入れ荷物にしますが、預けた荷物は割と乱雑に扱われると言われています。ベルトコンベアで運ばれたり、積み下ろしをしたりしていると、衝撃が加わる場面は多そうですよね。
(ソフトパックの)クッキー・おせんべいなどのお土産を持って行くときに、機内持ち込み手荷物にするにはちょっと大きい。そういった場合はタッパーに上手く入れると、スーツケースに入れても壊れずに持って行くことが出来ます。
これはダイソーで購入したかなり大きなタッパーですが…笑(この時は海外赴任だったので、たくさんお土産が必要でした)
こんなに大きいものでなくても、ご自分の荷物のスペースに合わせて色々選んでみるといいと思います。
コツは、タッパーの中にすき間を作らないようにすることですが、100均のお茶なんかがいい感じのクッションになったりします(笑)写真右上に、写っていますが、この時はたまたま個包装のお茶もお土産で買っていたので、それを入れてクッションにしています。もちろんプチプチでもいいと思います。工夫して梱包してみてください。
タッパーはそのまま現地で使うこともできますし、向こうで買ったお土産を入れることも出来ますね。
パスタ用タッパー(?)も便利かも
あとは、電子レンジがあればパスタが茹でられるタッパー(?)がありますね。形が細長いので、荷造りに使えるかは微妙なところですが、旅先で便利と言えば便利なので一応ご紹介します。↓
借り物の電子レンジでパスタを茹でることはオススメしませんが(かなり蒸気が出て庫内がビショビショになるので)、最小限の設備で「水漬けパスタ」を作りたいときに便利。下記の記事で書きました。↓
洗濯ネット
洗濯ネットは100均で購入できますね。
洗濯をするだけではなく、私は袋代わりにも使っています(笑)下着などを小分けするトラベルポーチの代わりに、私は最初から洗濯ネットに入れて持って行ったりします(^^; 最近はかわいいものもありますしね。
そうすれば、現地では脱いだ服を洗濯ネットに入れておき、そのままお洗濯できます。洗濯物用のバスケットなどがあるとは限りませんからね。
洗濯ネットがあった方がいい理由は、
- 脱いだものを入れておき、そのまま洗濯できる
- ドラム式の場合は服が痛みやすい
- 旅先ではお友達と一緒に洗うこともあるので、ごちゃごちゃにならないために
- 洗濯槽がキレイとは限らない…(怖)
たまにカビカビの洗濯槽が…
洗った服に、黒いカビが付いていました…目の細かい洗濯ネットに入れていれば、ある程度防げます。。
洗濯機は、ドラム式が一般的な国もあれば、日本のような縦型?が一般的な国もあります。
爪切り
爪切りは、短期滞在だといらないかな?と思いますよね。でも、ものぐさな私は爪切りさんに結構活躍してもらっています(笑)
洋服のタグを取るとか、なかなか開かない切り口をちょっと開けるとか、そのぐらいであれば、爪切りで代用できます。笑
刃こぼれしてももったいないので、あまり別用途には使わない方がいいかもしれませんが…
だたし、爪切りが「刃物」の扱いになる航空会社もあるかもしれませんので、その場合は機内持ち込み手荷物には入れられません。事前に確認するようにしてくださいね。
眉毛切りハサミなどもうっかり化粧ポーチに入れてしまいがちなので、気を付けてください。
保存や封ができるもの
食品用ラップってあれば便利なんですが、長期滞在でない限り、買うと絶対使いきれないんですよね…
食品を保存する入れ物は、すべて外食という場合には必要がないかもしれません。でも、「併用できる」がキーワード。他のことにも使えるので下記のものを持って行くようにしています。
最初にご紹介したタッパーもここで使えますし、他には、
- ジップロック
- テープ類
- 洗濯ばさみ
を上手く活用すればいいと思います。
自炊しなくても、こういうちょっとした「封できるもの」があると助かる場面があります。お菓子を買ったけれど食べきれなかった…!という時などに便利。
ジップロック
よくジップロックと呼ばれていますが、これは商品名なので、「ジッパー付きポリ袋」が一般名称ですね。
飛行機の手荷物検査で必要にもなりますので、持って行く方がほとんどだと思いますが、複数枚あると現地でも便利です。100均などでいろいろな大きさのものが買えるので、サイズを何種類か用意するのがいいと思います。かさばりませんしね。
性能はどこのものでも大丈夫ですが、私のお気に入りは、
- ダイソー
- IKEA
どちらも、デザインがかわいいです。
開封済&折れ曲がりまくっていて申し訳ありません(^^; こちらは私が旅に持って行っている、ダイソーのフリーザーバッグ。あじさい柄です。スライダー式ではなく通常のジッパータイプ?もありました。
S~Lサイズがありますが、このMサイズは保安検査用にもちょうどいいサイズで、とても使いやすいです。デザインもいくつかあってかわいい。
この商品のように、ビニール袋に入ったタイプだとかさばらなくて旅行にはすごくいいです。(箱入りタイプでも、取り出して持って行けばいいかと思います。)
これがあると、食品用ラップは不要。封を切った食品を冷蔵庫に入れる時も、乾燥やにおい移りを防ぎます。(海外は基本的に、食品用ラップの質が低いです…)
IKEAのもかわいいです。IKEAがお近くにない方は、Amazonでも購入出来ます!
IKEA ISTAD プラスチック袋 アソート 合計80ピース (ピンク&イエロー)30ピース (グリーン&ブルー) 50ピース
ちなみに、手荷物検査で使うときも、多少柄が入っていてもOK。心配なら模様が入っていない面を上にしてカゴに乗せればよいと思います。(柄が入っていて、保安検査で止められたことはありません)
テープ類
意外と必要になるのが「テープ類」です。オススメは「マスキングテープ」。郵送物の梱包には使えませんが、ちょっとしたものを止めるときには本当に便利。
セロハンテープは、芯や金具がついていたりして、意外とかさばりますし、切りにくいときもありますね。マスキングテープは紙なので手で簡単に切れます。
ただ、食品類で、包装に油が付いていたりするとくっつかないので、注意です。
100円ショップや文具店でたくさん取り扱いがあります。
洗濯ばさみ
「洗濯ばさみ」もなかなか便利。封を開けた食品を止めたりすることも出来ますし、もちろんお洗濯にも使えます。
宿によっては、洗濯物を干すときに使えるものが限られていることがあります。(ハンガーが少ししかなかったり、物干しが使い慣れない形のものだったり)
外に干したいときもありますしね。そういった時に洗濯ばさみがあると便利。
100均の安いもので十分だと思います。
役に立つ衛生用品
空港や、現地のスーパーでも買えますが、機内でも役に立つので私はいつも持って行くことにしています。
包装がビニールのティッシュ
ポケットティッシュではなく、通常サイズのティッシュです!
もちろん、箱ティッシュをスーツケースに入れるのはキツイです…!が、ソフトパックのティッシュであれば荷物のすき間に押し込めるので、私は2パックぐらい必ず持って行っています。
ポケットティッシュでもいいのですが、ポケットティッシュだと、足りないときもあります。海外ではトイレに紙がないこともあるので、ポケットティッシュの枚数ではどこにも足りません(^^;
更に、私は鼻炎持ちなので、手荷物にこの大きいティッシュを入れて、座席のポケットに入れておきます^^; 持参し忘れると、大惨事…(笑)
意外と使う場面があるので、部屋に置いておくだけではなく、普段持ち歩くバッグにも入れています。(小さなバッグだとちょっと邪魔になりますが…リュックなどなら余裕ですね)
こういったタイプのものですね。↓
パルプ100%! ハローソフトパックティシュ 300枚(150組)5個 6パックセット(30個)
アルコール除菌のウエットティッシュ
タンザニアに行ったときは、先ほどのソフトパックのティッシュと、アルコール除菌のウエットティッシュはいつもセットで持ち歩いていました。
衛生面に心配がある国では手洗いが必須ですが、いつでもどこでも手が洗えるとは限らないので、こういった除菌できるタイプのウエットティッシュを持っていると便利です。
他にも、レストランのテーブルをキレイに拭いてくれていない、駅や公園のベンチが汚い…なんて場面に遭遇したら、サッと拭けば解決。
【まとめ買い】キレイキレイ 除菌ウェットシート アルコールタイプ 30枚×3個パック
※アルコール除菌のウエットティッシュはコロナウイルスの影響で軒並み在庫切れです…
役に立つ食品
昆布茶、しいたけ茶
いきなり食品に飛びましたが(笑)、昆布茶としいたけ茶は、留学中に意外な活躍を見せた日本食材です。
最初は、日本の味が恋しくなりそうだから、お茶として持って行こう…と思って買ったのですが、現地に着いてから
お料理の出汁
としてかなり使えると分かったのです!
えー、それだったら、だしパックとかでよくない?と思いますが…
注意点として、海外では、ベジタリアンが多かったり、宗教上お肉が食べられない人が多い国があります。意外かもしれませんが、日本人に人気の台湾も、ベジタリアンが思いのほか多いです。
お肉やお魚が具として入っていなくても、エキス、出汁もNGという人が多いので、注意が必要です。せっかくの日本食パーティで、招待したお友達が「私は食べられない…」となったらお互いガッカリですよね。
ベジタリアンや宗教上の配慮が必要な人たちでも、食べることができます!
昆布茶としいたけ茶の出汁があったおかげで、動物性の食材なしでもお好み焼きを美味しく作ることができました!(友人がしっかり「山芋パウダー」も持参していました。笑)
こちらの昆布茶としいたけ茶は、スーパーでも購入できますし、Amazonなどでも購入できます。
玉露園 こんぶ茶
これは海外で大活躍の万能食材でした!え?意外?
小分けタイプも便利です↓
マンネン しいたけ茶
こちらも小分けタイプがあります。↓
あとがき
なーんだ、割と普通の日用品じゃん、と思いがちですが、海外に行くとその「当たり前」がいかに便利だったか痛感するのですよね…。現地で買えばいいや~と思って渡航したら、すぐに買い物に行けずに焦ったことが何度もあります…。
旅で役に立ったもののほかに、
- 意外と役に立たなかったもの
- 地域によっては役に立つもの
についても執筆中です。
参考になりましたら幸いです。
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