Preplyでのオンライン日本語教師、開始5ヶ月でほぼフルタイム勤務になってしまった(嬉しい悲鳴)、もーもーです。
すみません、自慢をするつもりはないのですが、、、汗、私は自分自身の経験やスキル、営業の仕方(?)がPreplyと親和性があったらしく、登録1週間で初予約、2ヶ月目でコンスタントに予約が入るようになりました。
実は私はPreplyを生徒としてずっと愛用していました。なので、講師を選ぶときに見ている点はよーく分かっていました。
ですから、結論から先に言います。
まずは生徒としてPreplyを使ってみてください!!笑
Preplyを生徒として使うメリットは他にもあります。生徒は、「講師はみんな、Preplyの機能を熟知している」と思っています。
- 支払い方法って何があるの?
- 固定の曜日で習うにはどうすればいいの?
- Preplyはサブスクリプション以外はないの?
- しばらく休むときってどうすればいい?
こういった質問は日常茶飯事です。
「分からないからサポートに聞いて」というのが正しいテンプレなのかもしれませんが、私は生徒としてかなりガッツリPreplyを利用していましたので、今のところ生徒さんから聞かれて答えられない質問はありません。講師がその場で即答できれば、信頼度が高い講師だと思ってもらえると思います。
そういった意味でも、ぜひPreplyを生徒として使ってみてください!!
生徒が見ているポイント
講師として登録していると、検索順位だとか、他の講師のレッスン数だとか、受け持ち生徒の人数とか、そういったものが目に付きますよね。。
そして、予約が入らないと、焦って安い値段にしてしまう。。。
これは悪循環です!!
私は生徒としてPreplyを使っていますので、自分が講師を選ぶときに見ているポイントを思い出すようにしています。自分自身かなり試行錯誤したので、本当は教えたくないところでもありますが(笑)、語学愛から日本語教師をやっているので、語学を愛する皆さんへの無償の愛ということで(笑)、私が実践しているポイントを書いていきます!!
価格の安さは実は重要ではない!
これ、多くのオンライン講師がこの罠にハマっているように思います。
もちろん、授業実績がゼロの講師は信用度が未知数なので、多くの生徒が警戒します。(※私はひねくれているので、百戦錬磨の先生よりも、フレッシュな先生と共に成長していきたい!なんて思って、実績の浅い先生を選んだりもしていました笑。世の中色んな人がいますので、チャンスは無限大です。)
しかし!価格を抑えることで生徒を獲得するのは実は危険な行為です。
レッスン料を安く設定し、多くの予約を獲得するのは、50~100レッスンぐらいまでかなと思います。
安いと、それなりに予約が入りますが、予約が多い=人気、ではないと思っています。
理由はいくつかあります。
- 安いレッスンを好む生徒は、ライトユーザー(つまり真剣ではない生徒)が多い→数回で辞める、態度があまり良くない
- 色々な講師のハシゴをしている人もいる(と思われる)→これは何人かの生徒さんと話していて感じ取ったものです。
- 旅行前に数回習いたいという生徒が結構多い(これは私の体感で得たものです。。)→こちらも数回で辞める
- たくさん予約が入るのに、あまり稼げないので、どんどん疲弊する(最初は、予約が入る嬉しさで、多少その痛みは麻痺しますが。笑)
ただでさえ、Preplyは初回レッスンの授業料が全額Preplyに持って行かれます。。体験レッスンだけで終わったり、数回で辞められると、かなり痛いです。
本当の勝負は、平均価格よりも高くしても、予約がコンスタントに入るかどうかです。そのような状態に持って行ければ、「安さ以外の付加価値がある(高くても予約したい講師である)」ということになります!!
そういう付加価値を見出してもらうと、生徒さんは長く続けてくれます。それは「私がいい」と思って選んでくれているからです。
とはいえ、安い価格帯を提示している講師と同じようなプロフィールであれば、安い方に流れるのは間違いありません。例えは良くないかもしれませんが、商品と同じで、全く同じ商品が百均に売られていたら、たいていの人はそっちに行ってしまうでしょう。。
安さで選ばれている時は、「私」というよりは「値段」が要素になっていますから、正直なところ、喜ばしいことではありません。安い価格帯は早めに卒業できるように、他の講師にはない何かを、とことん自分と向き合って探すことが重要です。
それはちょっとしたことでもいいんです。例えば、帰国子女でバイリンガルという方だったり、私のように、夫が英国人、というのは確かに売りになるんですが、あまりに特殊すぎますよね。こういった特殊な境遇や、資格、知識はすぐにどうこうできるものではありません。
ですから、今もう既に自分にある「良さ」を何でもいいので挙げてみましょう。例えば、
- 朝に強い or 夜ならいくらでも起きていられる(ライバルの少ない時間帯にレッスンできる!後述します。)
- 人によく道を聞かれる(これってつまり話しやすそうってことですよね?人の良さを写真で表現してみましょう!これも後述します)
- ほとんど体調を崩さない(レッスンの変更をしないことも信頼に繋がります!私はしょっちゅう風邪を引いていますが爆)
などなど、本当にこんな感じのところから、自分の良さを認識し、アピールしていきましょう!これは、初回の生徒さんだけに限らず、固定の生徒さんに対しても信頼の積み重ねをしていくうえで重要なポイントになります。
時間帯は超重要
どんなに条件がピッタリな講師を見つけたとして、生徒が寝ている時間にしかレッスンをオープンしていない講師は、予約が入りません。。私も生徒として利用している時、それで何度もガッカリしました。。
無理しすぎる必要はないのですが(特に副業の方)、自分のスケジュールにだけ合わせているとチャンスを逃してしまうことも多々あります。
基本的に、Preplyは欧米の生徒が多いので、日本時間の夜、または早朝の時間帯に予約が良く入ります。生徒さんは自分がレッスンを受けたい時間帯を指定して検索できますので、欧米の生徒さんが受けられる時間帯にオープンしていると、予約が良く入ります。
私は日本時間の夜7時ごろから、最大で午前3時ぐらいまでオープンしていますが、大体びっちり予約が入ります。
学生さんや主婦の方など、欧米時間の昼間にレッスンを受ける人も多いですし、中には職場で昼休みにレッスンを受けてくれている生徒さんもいます。
私は最初の頃、普通の会社勤めのような時間帯(日本時間の昼間)にオープンしていたのですが、ほとんど予約が入りませんでした。(今考えれば当然。。。)
その後、色々と時間帯についても考えて、早朝(午前6~8時)や深夜(午前1~3時)にオープン時間を設定した時に、生徒が激増しました。この時間にオープンしている日本人講師は少なくなりますので、必然的にライバル講師の数が減ります。
こういった理由から、オンライン語学講師をするとしたら、出勤前の早朝、または、夜に副業としてやるのが一番オススメです。
私は夜型で、朝が苦手なので、朝のレッスンは辞めました。そして、今は夜の時間帯にフルタイムで予約が入るようになり、ありがたいことに本業になったので、昼間寝ています(笑)
もちろん、アジアの方や、時差の大きいアメリカの方で、ちょうど日本時間の昼間にレッスンを受けたいという方もちょこちょこいます。ですから、最初の頃は色々な時間帯にオープンしてみると、予約の傾向が掴めるようになります。
写真をプロのフォトグラファーに依頼
プロフィール写真はマジで大事です。
残念ながら、見た目が良い、という要素は、オンライン語学プラットフォームの特性上、かなり重要になってしまいます。
しかし、若くて美人・イケメンだけがいいのか?と言われれば、そうではないですよね。年配の先生の方がいい、優しそうな先生がいい、など、ニーズは色々です。
つまり、自分の元々のルックスがいいかどうかよりも、自分の持っている良さ(笑顔、優しさ、明るさ、落ち着きなど)を最大限に伝えられるかどうかです。
それを実現してくれるのは、プロの写真家さんでしょう。
私はプロのフォトグラファーの方に依頼して、1万円ほどでプロフィール写真を撮ってもらいました。そして、色んな人に見てもらって、「これ語学講師っぽい!」という写真を選んでもらったりもしました。
最近はアプリで写真を加工するのも簡単ですが、写真をいじって、「美人・イケメン」に加工することは、正直あまり意味を成しません。加工した写真ってかなり不自然ですしね。
それよりも、優しい人は優しさを、明るい人は明るさを前面に出した写真を用意することが重要です。
検索ページに載る情報はかなり限られています。写真は一番最初に目に付く要素だと思います。だから、どんなにプロフィールを一生懸命書いても、どんなに素晴らしい経歴や資格を持っていても、検索ページから自分のプロフィールページを開いてもらうきっかけを掴めなければ、生徒はスルーです。
まず、生徒は絶対にプロフィールを写真を見ます。
価格が安くても、「怖そう」「笑顔がない」「プロっぽくない」と思われれば、スルーされます。(私も生徒として利用するとき、講師の雰囲気でかなりスルーしています。。ごめんなさい)
ちなみに、私が講師を選ぶ際に見ていた要素の順番は、
写真→価格→動画→プロフィール文
です。これらを見て、総合的に価値が高い講師だな、と思ったら、予算よりも少し高くても予約します。自分の経済状況もありますので、あまりにも高かったら、さすがに予約しませんが…
プロフィール写真の話に戻りますが、写真が優しそうでも、動画を見ると話し方が暗い、怖そう、という講師もかなり多いです。そういった講師は、私はそこでスルーとなります。。
ですから、私は動画も元気いっぱいで撮りました!!笑
口角上げまくりで顔の筋肉が痛くなるぐらいでちょうどいいですよっ!!笑
語学力は案外必要
日本語教師養成講座の謳い文句に「日本語教師には外国語力は必要ありません」と、必ずと言っていいほど書いてあります。
しかし、それは色々な言語を話す生徒が集まる日本語学校での話です。そういった環境では、日本語を日本語で教える「直接法」が用いられます。
しかし、オンラインレッスンは、
- マンツーマン
- パソコンの画面と音声以外に情報を得る手段がない(掲示物や板書等)
- 趣味で習う人がほとんど
- 8割が初学者
というのがポイント。こういった環境で、日本語だけでレッスンを受ければ、よほど志の高い生徒さんでない限り、かなりのストレスがかかり、次第に嫌になってしまうことが容易に想像できます。
オンライン日本語レッスンは、日本語学校とは別ものだと思った方がいいかもしれません。
年単位で学費を払う日本語学校と違って、オンラインレッスンは「生徒がレッスンを辞めたいと思ったらすぐに辞められてしまう」という点に注意しなければなりません。
つまり、「この先生のレッスン、何だかよく分からないな…」となれば、生徒はすぐに辞めてしまいます。
私のところで日本語を習ってくれている複数人の生徒さんが、「他の講師ともトライアルレッスンを受けたが、コミュニケーションが取れなかったのでレッスンにならなかった」と言っていました。
私は英語をC1レベル(上級)に設定していますが、私も生徒として英語以外の言語をPreplyで習う際は、講師の語学力を必ず見ます。そして、「英語上級(C1以上)」または「日本語中級(B2以上)」の講師を選んでいます。
現在の語学力をすぐに急激に上げるのは難しいかもしれません。しかし、日本語学校と違って、オンラインレッスンは講師のチェンジがかなり容易にできてしまいます。残りのレッスン料を他の講師に移すことも簡単です。
「一生懸命勉強してくれている生徒さんと一緒に自分も成長する!」という気持ちで、自身の語学力アップに励むことを強くお勧めします!
ちなみに、Preplyは今、最低月4レッスンからのサブスクリプションとなっているので(スケジュールは固定でも自由でも、どちらの予約スタイルもできます)、期限までに消化しなければなりません。これが、「ちょっと忙しくても必ず毎週勉強しよう」という気持ちに繋がりますので、私は未だに生徒としてPreplyを利用しています。単発予約できるプラットフォームだと、「次のレッスンを受けよう受けよう」と思っているうちに、時間が過ぎてしまうという…笑
Preplyは、教えるのも、習うのも、すごくオススメですよ!(本当はライバル講師が増えるのは、アレなのですが…汗)
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まとめ
今日はオンライン日本語レッスンで予約が入らない時にどうするべきか、を書いてみました。
講師として登録し、色々上手くいかず焦っている時は、生徒目線が失われてしまいます。ネット上のプラットフォームなので、アルゴリズムなど、自分の努力ではすぐにはどうにもならないこともありますが、一つ一つ改善していくと、必ず結果が出ます。私がそうだったので!
私が一番取り組んだことは「自分と向き合う」でした。
皆さんも是非、ご自身の良さを見つけ、語学を愛する者同士として、切磋琢磨していきましょう!!