生徒に聞いた!リピートしなかった日本語講師ってどんな人?【副業】【オンラインレッスン】

今回はちょっとドキッとするテーマ…「リピートされなかった日本語講師」について。
オンライン日本語講師として活動していると、どんなに一生懸命でも生徒が続かないことがありますよね。でも、それにはちゃんと理由があることも!

今回は、実際に私の生徒さんたちから聞いた「リピートしなかった講師の特徴」と、「なぜ私のレッスンは継続してもらえているのか」について、リアルな声とともにご紹介します!

【生徒が語る】リピートしなかった講師の特徴

1. 英語が話せない

これは圧倒的に多かった感想です。
日本語を学びたい生徒さんの多くは「完全な初心者」。当然、日本語だけでのレッスンでは指示すら理解できず、不安や混乱を招きます。
「質問したくても伝わらない」「講師の言っていることがわからない」そんな状況では、やる気も消えてしまいます。

「日本語を勉強したいのに、日本語しか使えない講師だと最初から無理ゲーでした…」(生徒Aさん)

2. 暗くて無表情

これはちょっと辛口…ですがリアルな声です。

「なんで講師やってるの?って思いました。終始暗くて、話すのがつらかったです」(生徒Bさん)

かなり辛辣な意見ですが、生徒さんが実際にそう話していました。もちろん、テンションが高い講師が苦手という人もいるとは思います。でも、笑顔が嫌いな人はいないはず。やはり、第一印象は超大事!明るさや話しやすさは、言葉以上に生徒の安心感につながります。

3. 厳しすぎる

オンラインで日本語を習う生徒さんは、大学進学を目指す留学生のような人たちではなく、「趣味で楽しく学びたい」というライト層の生徒も多い中で…

「ミスをすごく指摘されて、楽しくなくなりました…」(生徒Cさん)

お金を頂いているのだから、精一杯指導しなきゃ!という心意気は素晴らしいです。でも、やりすぎは禁物です。オンラインレッスンは、留学生に教える日本語学校とは少し毛色が違います。目的やスタイルに合わせた“柔らかさ”が必要です。

【逆に!】私のレッスンが継続されている理由

そんな中、ありがたいことに私はほとんどの生徒さんが初回レッスン後に定期レッスン(サブスク)を申し込んでくれました。

「なぜ私を選んでくれたのか」、ということも生徒さんと信頼関係が出来てきた頃に聞いてみました。

1. 英語で説明できる

日本語講師としての歴はそんなに長くありませんが、元々英会話講師をしていたということもあり、英語で文法や文化を説明できます。生徒さんのニーズは、これが正直一番大きいです。

「直接法」(生徒の学習言語だけですべて教える方法、ここでは日本語のみで教えるメソッド)は、日本語に触れる時間が長く、とても有効な指導法ですが、オンラインとなると少し話が違ってきます。

オンラインは、生徒がキャッチできる情報(視覚や聴覚の情報)にかなり制限があります。対面レッスンであれば、教室内にある物もすぐに見渡せますし、講師や生徒が手にしている教材をすぐに指さしたり、絵を描いて示したりすることもできます。

しかし、オンラインレッスンは狭い画面の中にしか情報がありません。分からない語彙などを絵で示すには、ペンタブレットなどの機器が別途必要になります。こうなってくると、直接法には限界があると私自身は感じています。(もちろん上級者はこの限りではありません)

完全なビギナーの生徒には、英語を使って教えるのが効果的だと感じていますし、実際に私がオンライン講師を始めた頃からずっと継続してくれている生徒さんもたくさんいます。

英語力に自信がない方は、生徒として普通にPreplyを利用しちゃいましょう!

私自身も、今でも生徒として英語、中国語、ドイツ語をPreplyで習っています。特に英語や中国語は講師数も多く、お手頃価格で習えるので、正直めっちゃラッキーだと思います。👇

2. 日本の生活や就職事情を教えることができる

私の夫はイギリス人なので、国際結婚やビザ、文化の違いなどにも触れながらアドバイスできますが、これは少し特殊な境遇だと思います。これに関しては、実際の経験がなければ難しいところもありますが、日本の一般的な生活についてなら、話すことができるのではないでしょうか?

日本語を習う生徒さんは、日本で働いてみたいという生徒さんが一定数います。頼られすぎには注意ですが、ある程度アドバイスできると喜ばれます。

3. 明るくて話しやすい(生徒談)

私は常に、テンション高め(笑)ですが、それが「元気をもらえる」と言ってくれる生徒さんも。いつも笑顔、ともレビューに書いてありました。うれしい。

先ほども書きましたが、笑顔が嫌い!なんていう人はいないはず。テンションが高い講師が合うのか、落ち着いている講師が合うのかは人それぞれですが、どちらのタイプでも笑顔は必須だと思います。

ちなみに、プロフィール写真もなるべく、笑顔で親しみやすい感じにした方がいいと個人的には思います。(たまに、無表情の写真を載せていても生徒さんがたくさん付いている講師がいるので、実力があれば関係ないのかもしれません…)

4. プラットフォームに詳しい(自負あり!w)

私はPreplyやiTalkiを生徒として普通に利用しているので、生徒目線での操作方法やトラブルにもすぐ対応可能です。

これは意外と見落としがちな部分です。というのも、講師側で見えている(操作できる)画面と、生徒側の画面に違いがあることが多いからです。

私が生徒としてオンラインレッスンを受けているときに、プラットフォームの操作方法や規約について尋ねると、答えられない講師が多いです。生徒は、プラットフォームの機能を講師が熟知しているものだと思って受講します

体験に来てくれた生徒さんの多くが「このアプリ(PreplyやiTalkiのこと)を使うのが初めてだから、よく分かんなくて…」と言います。

ですので、レッスン後には使い方も必ずフォローしています。

マニュアルを読んだだけでは分からないことがほとんどなので、実際に生徒として利用してみるのがいいと思います。英語力も身に付いて、一石二鳥!

特に、Preply画面共有やホワイトボードの機能に結構クセがあり、「見せているつもりだったが別な画面を共有していた」「講師側ではスクロールしているのに、生徒側では止まっている」みたいなことが結構起こります。

親しい生徒さんはすぐに教えてくれますが、初めて語学を習う生徒さんは、指摘する間もなく戸惑ったまま終わってしまうかもしれません。「リピなしかも…」と思うのはどういう場面なのか、自分が生徒として利用してみると結構見えてきます(;^ω^)👇

5. 教材がかわいくて分かりやすい(生徒談)

オンラインレッスンは、画面共有が黒板代わりになります。ですので、画面共有で見せるスライドの見やすさは重要。教科書のPDFを使う講師も多いのですが、示しているものが一目で分かるカラーのイラストの方が効果的だと感じます。

私は主に「いらすとや」さんなどの著作権フリー素材を使って、視覚的に分かりやすい教材を工夫しています。

この辺も、ご自身が生徒として受講すると「あー、この教材は見にくいな…」とか「文字ばっかりはきつい…」と感じると思います(;’∀’)

で、こうなると以下の話題が出てきます。👇

ChatGPTってどうなの?
(次の項目で説明します!)

教材作成、ChatGPTも使い方次第でOK

ChatGPTの日本語もかなり自然になってきていますが、例文や文法説明はまだ怪しいです。あくまでも「教材作成のためのタイピング時間」や「アイデア出しの時間」を減らすためのツールとして使うようにしましょう。

1. ChatGPTの良い使い方

  • 言葉では説明しにくい動作や状態などをイラストにする
  • 練習問題を量産する(ただし、思い通りの形式に作成されなかったり、日本語がおかしいことも多いので、きちんとチェックしましょう!)
  • 授業で取り上げるテーマをレベル別にたくさん挙げてもらう(ブレインストーミングとしては有用!「初級レベルで、形容詞を使った会話をしたい」など入れるとたくさんテーマを出してくれます。)

2. ChatGPTの危険な使い方

  • 文法説明をすべてChatGPTに任せる(普通に間違っていることが多いので、講師が正確性を検証できない場合は危険)
  • 日本語の例文をChatGPTに作らせて、チェックせずに使う(日本語は学習量がまだまだ足りず、間違っている文もかなりあります)
  • ChatGPTの画像に漢字を入れる(やってみると分かりますが、漢字が微妙に間違っていることが多いので、気付かずに使ってしまうと危険です。画像には文字入れしないことをおすすめします。)

 

資格や経験よりも「相性と工夫」!

よく「資格は必要ですか?」「経験がないとダメですか?」と聞かれますが、正直なところ、生徒さんにとって一番大事なのは「安心できること」と「楽しく学べること」だと実感しています。

もちろん、学習目的によっては資格や実績が必要な場合もありますが、多くの生徒さんは趣味で楽しく習いたい人が多く、資格よりも「自分に合う先生」を探しています。

初回レッスンの時は、生徒さんは緊張しているはずなので、絶対に満面の笑みでお迎えすることにしています。ビデオ通話が始まった瞬間に生徒さんの表情がほころんで、ホッとした笑顔が見えると、本当にうれしくなりますし、話も弾むので、その結果、リピートに繋がっていくんです。

とはいえ、自分を偽って良く見せようとすると、どこかで限界が訪れます。やっぱり、自分らしさを活かし、今できることを工夫して提供するレッスン作りが大切なんだなと、日々感じています。大学院まで行って日本語を研究された先生方のように、日本語の専門家には一朝一夕ではなれませんからね。今の自分にあるものを存分に生かし、生徒さんのニーズを満たすことが重要です。

まとめ

「体験レッスンはちょこちょこ入るけど、リピーターがなかなかつかない…」と悩んでいる講師の方は、もしかすると資格や経験、教え方より、接し方や表情、提供できるレッスンの内容などに原因があるかもしれません。

生徒さんは「先生のファン」になってくれるからこそ、リピートしてくれるんです!オンラインレッスンは、生徒が講師を選ぶ、ご指名スタイルなので、なおさらです。

オンライン講師は教育者でもありますが、パフォーマーやエンターテイナーの要素もあると私自身は思っています。楽しい時間や有益な情報を提供することも、オンライン講師にはなくてはならないスキルだと思います。

ぜひ、この記事がオンライン日本語講師としての改善や工夫のヒントになれば嬉しいです!

生徒目線を理解するため、ぜひご自身もオンラインレッスンを体験してみましょう!👇