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未経験・無資格でオンライン日本語講師はできる?【副業】

オンライン日本語講師のアイキャッチ

今回は、「オンラインで日本語を教えたいけど、資格って必要なの?」という疑問にお答えしたいと思います。
結論から言うと――資格がなくても、生徒は集まります!
でも、その代わりに「自分だけの強み」や「教えるための最低限の知識」は、やっぱり必要です。

私はPreplyというプラットフォームで、ほぼ未経験+無資格(文法の知識はあり)で2024年から教えていますが、今はコンスタントにレッスンが入っており、教え始めた時からずっと続けてくれている生徒さんも多くいます。

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資格がなくても教えられるの?

はい、オンラインで教える分には資格が絶対条件というわけではありません。
実際、私は法務省告示校で教えられる資格は持っていません。(日本語文法等の学習はしました。)

でも、今では固定の生徒さんがいて、月に7〜8万円の収入があります。(今は会社勤めと両立しているので、1日2レッスン程度に絞っていますが、以前はフルタイムでやっていました)

つまり、資格がなくても、「教えられるスキル」や「魅力」があれば、生徒は来てくれるんです!

じゃあ、どんな魅力が必要?

オンラインには日本語講師がたくさんいます。その中で目立つには、“特徴”や“個性”がとても大事。例えば、

  • アニメやゲームに詳しい:オタクな生徒さんには超刺さります!
  • 英語が話せる:日本語学校と違い、オンラインレッスンでは英語で解説してほしいという生徒がとても多いです。初心者の生徒さんにとって、日本語オンリーのレッスンはハードルが高いんです。
  • ルックス:正直なところ、ルックスがいい講師には生徒が集まります。人間ですから、それはしょうがない…でも、オンラインは対面と違って、工夫次第で何とでもなります。プロフィール写真が実物と似ても似つかない講師は時々見かけますが、そこは自己責任で…笑
  • 日本での生活・仕事のアドバイスができる:日本に住みたい!という生徒さんも一定数います。なので、ビザのことや住まい、仕事探しのコツなど、体験ベースの情報はすごく感謝されます(ただし、頼まれすぎには要注意!自分のラインはしっかり持ちましょう)

資格がないなら、これだけは押さえて!

私自身、資格はないけれど、それでも大事にしてきたことがあります。

1. 英語は勉強するべし!

完全初心者の生徒に、日本語だけで教えるのはほぼ無理ゲーです。

日本語学校のように、色々な国籍の生徒さんが大学進学などを目標にしている場合は、「日本語で日本語を学ぶ」ことも重要になってきます。

しかし、「完全初級かつ、趣味で楽しくマンツーマンで」、という生徒さんが多いオンラインレッスンで、日本語だけで教えるのは、生徒のモチベーション低下に繋がります。

オンラインレッスンは狭い画面内で行うレッスンであるため、教室内で行う対面レッスンに比べて、提供される情報量がかなり限られます。フラッシュカードやイラストなどをパッパッと出すことも、対面レッスンに比べると難しいです。そんな状況で、もし皆さんが、1ミリも分からない初めての言語を習う時、すべてその言語で説明されたら、かなり気が重くありませんか?

加えて、日本語学校であれば、半年や1年通う前提で申し込みますが、オンラインレッスンはいつでも辞めることができてしまいます。ですから、モチベーションが下がった時点で生徒は辞めていってしまいます。

ちょっとした指示や説明だけでも、英語で補足できると安心してもらえますし、継続率も格段に上がります。英語力に自信がない方は、オンライン英会話などを利用し、英語力をアップさせましょう。自分が生徒側の立場になることで、気付くことやレッスンに生かせることもたくさんあります。

私も実は今でも、オンライン英会話でレッスンを週2~3回のペースで受けています。

オススメは私も利用しているスモールワールドオンライン英会話です! サブスクタイプのスクールと違い、必要な分だけポイントを購入する形なので、集中的に受講できます。 日本人講師もネイティブ講師も両方在籍しているので、その点もオススメのポイントです! ↓

2. 外国語としての日本語文法を理解するべし!

これは意外と見落としがちです。というのも、学校の国語で習った日本語の文法と、「外国語としての日本語文法」はかなり違うんです。

例えば、私たちが国語の授業で一生懸命覚えた「サ変動詞」「形容動詞」「連用形」などの用語は、外国人向けの日本語教育では使われません。

そして、「形容動詞」は「ナ形容詞」と呼ばれ、動詞の活用も「辞書形」「て形」「ない形」など、学校の国語で習った形式とは別の形で説明されます。

こういった違いを知らないと、質問にうまく答えられないこともありますし、生徒さんが今後、他の講師に習った時に混乱を招くことになりかねません。最低限「外国語としての日本語文法」は押さえておきましょう。

例えば、生徒さんからはこんな質問がしょっちゅう来ます。

  • 「話します、聞きます、読みます、なのに、なんで『見ります』じゃないんですか?」
  • 「『切る』と『着る』は、『切ります』『着ます』と、なんで活用が違うの?」
  • 「『帰ります』は『帰って』になるけど、『帰りて』じゃないのはなぜ?」

これらを説明できるように、「外国語としての日本語文法」に少しでも触れておくのが大切です。
専門書じゃなくても、入門書やYouTube動画でもOK。教えるために役立つだけでなく、普段わたしたちが何気なく使っている日本語を、学習者はこんな風に見ているんだ!と色々な発見があって面白いですよ!

まとめ:資格なし・未経験でもOK。でも工夫は必要!

資格がなくても、日本語をオンラインで教えることは可能です。
ただし、講師が多い今の時代、他と差別化するための工夫がなければ、生徒に選ばれるのは難しいかもしれません。

でも逆に、自分の強みや経験を活かせば、ちゃんと生徒は集まります。
私自身も資格なし・ほぼ未経験からスタートして、たくさんの生徒さんに恵まれました。
副業としても、しっかり収入につながるお仕事です!

いろいろな意見があるかとは思いますが、私の意見としては、オンラインレッスンで需要が高い「間接法(英語などの媒介語を使って日本語を教える)」を身に着けていくのがオススメです!

もちろん英語だけでなく、自分の強みを見つけて、楽しくレッスンしていってくださいね!

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